2021年2月25 PJA NEWS)

タイ)プラユット首相、米国防長官と初電話会談、バイデン政権と連携強化(動画付き)

2021年2月23日夜、タイのプラユット首相は、米国のバイデン政権のLloyd Austin国防長官と初の電話会談を実施しました。

タイのNBTが伝えています。

(報道:タイNBT)

米国はバイデン新政権となった事を受けて、2021年1月22日に国防長官にLloyd Austin氏が就任しています。

2021年2月23日の夜、米政権で新たにLloyd Austin国防長官が就任した事を受けて、タイのプラユット首相と初の電話会談が実施されました。

タイのプラユット首相はLloyd Austin国防長官に、タイがアセアンの中でも中心的な役割を果たす国として、アセアン憲章を遵守し、アセアン各国の民主化を推し進めること、そしてアセアン地域の平和的な発展のために、アセアン各国への支援を行う事を約しました。

米国のLloyd Austin国防長官は、タイがアセアン各国の中で関係を強化するためにリーダーとしての役割を発揮し、地域の問題解決を支援するために、大きな役割を果たす事を期待している事を語りました。

この電話会談にはタイ政府からはプラユット首相の他、Chaichan Changmongkol国防省副大臣、Nut Intaracharoen国防長官も参加しました。

また、合わせて米国のバイデン政権の安全保障アドバイザーと、タイのNSC(国家安全保障会議:National Security Council)のNatthapol Nakpanichが会談を行い、バイデン大統領の政策についての協議が行われました。

報道されている概要は上記の通りです。

バイデン大統領「America is back」

米国のバイデン大統領は今週の2021年2月22日、米国の大統領官邸(ホワイトハウス)で演説し、「アメリカは帰ってきた」と、米国との同盟関係の回復と強化を強く打ち出す方針を語りました。この方針を受けて、米国は東南アジアの有力な同盟国であるタイとの関係を強化する方針だと見られています。


全画面表示は以下から
https://www.facebook.com/usembassybkk/posts/4009707935716985

※演説の内容は、米国の大統領官邸が次のように詳細を伝えていますので、こちらでご確認いただけます。
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/speeches-remarks/2021/02/19/remarks-by-president-biden-at-the-2021-virtual-munich-security-conference/?fbclid=IwAR0TLW96dA–awdn3SvBv0RIVrPnMZCGi2EXz05aM6043CdH5yy1F4MseYs

また、タイの在タイ米国大使館でも、バイデン新政権の発足に伴い新たにMichael Heath臨時代理大使が着任されています。

昨日の2021年2月24日、在タイ米国大使館のMichael Heath臨時代理大使はタイの公衆衛生省へ、米国CDC(疾病予防センター:Centers for Disease Control and Prevention)から41万米ドル相当の医療用品を提供し、その授与式を行いました。

(2021年2月24日
タイ公衆衛生省にて
米国CDC(疾病予防センター)からの医療品授与式
Michael Heath臨時代理大使は写真中央右
写真:在タイ米国大使館)

(2021年2月24日
タイ公衆衛生省にて
米国CDC(疾病予防センター)からの医療品授与式
Michael Heath臨時代理大使は写真右
写真:在タイ米国大使館)

PJAも参加する米海軍との慈善活動、タイに米軍が10月頃に来泰見込みに!

米海軍の第7艦隊ですが、米軍の現在の予定によると、アジア最大級の軍事演習「コブラゴールド」が今年10月頃に開催されそうな見込みとなっている事に伴い、この頃に来泰の見込みとなってきました。

コブラゴールド開催となれば、日本も含めた各国の軍や自衛隊が来泰する機会となり、パタヤやシラチャへも訪れる予定となることから、大きな期待が持たれます。ただし、米軍によると、今年は音楽隊の来泰までは難しい模様です。

現在、パタヤやシラチャの日本人社会では、7月頃に大規模な日本からタイの児童保護施設の子供たちへの寄贈が有志で予定されていますので、その後の10月に、USNS(米海軍協会サイアム支部)の主催で米海軍による慈善活動も共同で実施する事を予定しています。既に2021年度も在タイ日本国大使館の防衛駐在官の方にも御連絡し、米軍、日本の自衛隊がタイで協力して慈善活動が実現するように取り組みをしています。

タイ)独占取材!米軍の慈善活動に自衛隊が参加、米軍から称賛の声 (2020年2月)
https://pattayaja.com/2020/02/27/8838/

(2020年2月
Father Ray財団児童保護施設にて
米海軍第7艦隊USS America(LHA-6)の乗組員と
防衛駐在官、防衛省統合幕僚監部の皆様と)

写真:PJA NEWS)

パタヤやシラチャでも、子供たちの靴や服など、まだまだ使えるけれども、子供が大きくなって使えなくなってしまったものなどは、是非「お下がり」の寄贈をお願いしており、以下のような取り組みも来月までに再開の予定です。

是非、御協力をお願いいたします。

シラチャ)いよいよ明後日!ハーモニックで水曜午後2時~5時、おさがりの寄贈
https://pattayaja.com/2020/12/21/16893/

2018年12月24日
Father Ray財団児童保護施設で
PJAからのクリスマスプレゼントを開ける様子
写真:PJA NEWS

日本においては、国防の問題の深刻さを認識する事が必要

中国の武漢から広がっている武漢ウイルスにより、現在は日本や米国の一般市民にも甚大な被害が出ています。同時に米軍にも大きな被害が出ており、在日米軍においても高官も含めて感染者が多く出ています。しかし、このような折も中国共産党政府によるアジアへの覇権主義が止まるわけではありません。むしろ軍事的挑発は高まっており、さらに中国共産党政府が「海警法」なる法律も施行したと一方的に主張し、軍事的行為を行えるとしたことにより、日本は国防においての「危機」を迎えています。

日本国内ではこれまで、多くのメディアがこのような国防の問題を大きく取り上げる事は多くはありませんでした。そのため、国民で議論をする以前に、そもそも多くの日本国民は、このような問題が起きている事を知らない状況にありました。しかし「危機」がより大きくなってきた現在、ようやく日本でもこのような問題が報じられるようになり、この問題意識も高まりつつあります。

覇権主義を膨脹させ脅威を増している中国共産党政府の動きを牽制し、日本を含めたインド太平洋地域の安全を確保するために、米軍、日本の防衛省の自衛隊、そして関係各国の必死の尽力が行われています。

PJA NEWSでは、多くの人がこのような現実をまず知ることができるよう、積極的にこのような問題や取り組みについても掲載し伝え、米軍、自衛隊の取り組みを応援しています。

以下にPJA NEWSの過去記事として、日本と米国を守るために尽力する米軍や日本の自衛隊の取り組みを伝える記事や、この中国共産党政府に侵略された国の人がどうなったかを伝える記事などの過去記事を掲載します。

<日本語版:漫画>
「#祈戦」(2020年1月10日)
漫画は以下からご覧いただけます。

https://note.com/tomomishimizu/n/nb07dad4bec2d
(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと」
~とあるウイグル人女性の証言~ (2019年8月31日)

漫画は以下から自由にご覧いただけます。
https://note.mu/tomomishimizu/n/nfd4c33d0fcdf
(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)


<日本語版:漫画>
「その國の名を誰も言わない」

漫画は以下から自由にご覧いただけます
https://note.com/tomomishimizu/n/ned24c90d3db1

(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

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