2021年5月7 PJA NEWS)

タイ)日本の子供たちから、タイの児童保護施設へ御下がりのプレゼント!パタヤへ

今月中旬日本の学校の子供たちから、タイの児童保護施設の子供たちへ、靴やスポーツグッズ、文房具などのプレゼントが贈られます。

これは日本のNPO法人「SB.HeartStation」が、日本の主に関東地方の小学校や中学校で、子供たちから保護者の皆様やPTAの皆様などの御協力をいただいて、集めていただいた「お下がり」の靴やスポーツグッズ、文房具などを、タイの児童保護施設へ届ける取り組みによるもので、特に児童保護施設の多いパタヤではPJAも参加し御協力して、共に寄贈活動を実施させていただいています。

パタヤ)PJAが孤児院へ寄付 NPO法人と共に日本から靴など多数贈呈 (2019年8月26日)
https://pattayaja.com/2019/08/26/6002/

今回は感染防止対策で人が集まる事もしにくく、本当に大変な中ですが、それでも日本の子供たちから多くの寄贈をいただきました。

以下は、埼玉県の土合小学校で、寄贈をいただいている様子です。

(2021年2月3日
埼玉県土合小学校にて
湯沢校長先生と
写真:SB.HeartStation)

以下は、埼玉県立大宮工業高等学校の「インターアクトクラブ」が贈呈の活動をされている様子です。

この活動は、2020年度の「高校生ボランティアアワード2020」(主催:公益財団法人風に立つライオン基金)にもエントリーされました。

(埼玉県立大宮工業高等学校
「インターアクトクラブ」

写真:SB.HeartStation)

以下は、神奈川県の橘学園高等学校の生徒会の皆様から贈呈いただいた、素敵な運動靴の御下がりのプレゼントです。

とても嬉しいお手紙も添えていただけていました。

(神奈川県横浜市
橘学園高等学校の生徒会の皆様からの寄贈

写真:SB.HeartStation)

以下は、埼玉県さいたま市立間宮東小学校の皆様から寄贈いただいた御下がりのプレゼントです。

(埼玉県さいたま市立
間宮東小学校の皆様からの寄贈
写真:SB.HeartStation)

こうして寄贈された品をタイに送付するために、日本で多くの人々がボランティア活動で仕分けをしてくれました。

子供たちも、文房具の仕分けなどを手伝ってくれました。

(2021年4月24日
埼玉県にて、輸送の為の仕分けの様子

写真:SB.HeartStation)

こうして先月の2021年4月末に、今回の寄贈の品はコンテナ船で日本を出発し、間もなくタイに到着の予定です。今回の贈呈は感染防止対策で大変な折の中でも多くの量になっており、パタヤの児童保護施設への贈呈分だけでも千人分以上に達しています。

寄贈に御協力いただいている子供たち、保護者の皆様、学校関係者の皆様、ボランティアで御協力していただいている皆様、NPO法人の皆様、この活動を支援してくださっている皆様の全員に、感謝を申し上げます。
皆様のおかげで、本当に素敵なタイの児童保護施設の子供たちへのプレゼントが実現します。

寄贈いただいた御下がりのプレゼントは、タイに到着後、パタヤを含むタイ各地の児童保護施設などに寄贈されます。
パタヤでは、Father Ray財団の児童保護施設、Human Help Networkの児童保護施設の子供たちに寄贈いたします。

現在、パタヤ地域は観光業への経済的な被害が深刻で、児童保護施設も寄付、寄贈が減って緊急メッセージを出している最中にあります。そのような中で、こんな素敵なプレゼントを日本の皆様からいただける事で、子供たちも本当に嬉しく、とても助かるものです。

パタヤ)Father Ray財団、昨年末は寄付が9割減!児童保護施設へ寄付を
https://pattayaja.com/2021/01/17/17977/

以下に、今回贈呈される先の一つで、パタヤの児童保護施設を運営されているHuman Help NetworkのディレクターRadchada Chomjinda氏の、このような素敵な寄贈がどれほど嬉しいのかを日本の皆様へ伝えるコメントを、以下の過去記事から御紹介します。

タイ)独占取材!米軍の慈善活動に自衛隊が参加、米軍から称賛の声 (2020年2月27日)
https://pattayaja.com/2020/02/27/8838/

(2020年2月25日
Human Help Network ディレクター
Radchada Chomjinda氏
写真:PJA NEWS)

「私が子供だった頃、私の家は貧しくて、安いTシャツなどはともかくとしても、良い靴なんて高くて買えなかったんです。その時は、近所にお金持ちの子供がいたから、その子が成長して使えなくなって捨てる靴があったら、お願いだから捨てずに、私にちょうだいといつもお願いをしていました。

でも、今回の日本の子供たちからいただいた寄贈の素晴らしい所に、そんなお願いを子供たちにさせる事もなく、日本の子供たちや皆さんが、自らお下がりの靴をプレゼントしてくれた事があると思います。
これなら、貧しい子供たちに「要らない靴を下さい」と人にお願いをさせる事もなく、子供たちは自分の好きなお下がりの靴をもらっていく事ができます。
だから、本当に嬉しいプレゼントで、日本の皆様に是非御礼を伝えたいです。本当にありがとうございます。」

(2020年2月25日、米国海軍第7艦隊の慈善活動の際にPJA NEWSでインタビュー取材した際のコメント)

また、以下は2019年8月24日、今回の寄贈先の一つである、パタヤのファーザーレイ財団の運営する児童保護施設への寄贈の際に、米国海軍協会サイアムのピーター会長から届けられたメッセージの日本語訳で、このような寄贈が、どれほど児童保護施設の子供たちへの助けとなるかを伝えるコメントです。

パタヤ)PJAが孤児院へ寄付 NPO法人と共に日本から靴など多数贈呈 (2019年8月26日)
https://pattayaja.com/2019/08/26/6002/

(2020年2月24日
Father Ray財団児童保護施設での
米軍の慈善活動の様子

撮影:米海軍Rufus Hucks広報専門官
在タイ米国大使館のインスタグラムより)

本日、皆さまは、 貧しく恵まれない子供たちのために、多様な国、多様な場所からやってきた、多くの人たちが力を合わせた時にだけ起きる、素晴らしい出来事を目の当たりにされています。

今日の寄付は、日本人の皆様が主導してくれて、日本とタイの両国の人が手と手を取り合って実現したものです。
この寄付をしてくれた日本の多くの人々は、このファーザーレイ財団の子供たちに会ったこともないのに、それでも助けようと寄付をしてくれているのです。これは特筆すべきことです。

また、私は心から、今日の寄付に多大なるご支援をいただけている在タイ日本国大使館の皆様、そしてタイ警察の皆様に、感謝を申し上げます。

そして本日、皆さまはこの式典で、この寄付の実現にあたって、PJA(パタヤ日本人会)と 、日本の方々が、多大なる貢献をされている事を目の当たりにされます。

このファーザーレイ財団の孤児院の子どもたちは、人生において恵まれていない事もあります。
時には、世界から見捨てられたように感じてしまう事もあるかもしれません。

しかしながら、このような子供たちへの多くの寄付によって、子供たちは皆様から愛されているのだ、タイ国外の日本に住んでいる皆様からも、愛されているのだという事を感じる事ができるのです。

是非、これからもさらに皆で手を取りあって、同様の子供たちへの支援をしていきましょう。
皆様に改めて、感謝の意を申し上げます。
皆様に、神のご加護があらんことを。

米国海軍協会サイアム
会長
ピーター・トーランド

尚、パタヤ地域では、今月は感染防止対策のため、寄贈にあたっての式典や集まり等は実施せず、メッセージをお伝えするのみとします。
贈呈の式典等は、タイ国内での感染状況を見て、安全に実施できるようになってから改めて実施の予定です。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

TPN National News(英語版)

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