2021年5月25 PJA NEWS)

タイ)日本の子供たちから「お下がり」の寄贈、パタヤに靴約2000足!NPO法人とPJA

以下記事でお伝えした、日本の子供たちからタイの児童保護施設の子供たちへ寄贈された「お下がり」のプレゼントが、無事にタイの港に到着し、先週土曜日の2021年5月22日に児童保護施設の子供たちにプレゼントされました。

タイ)日本の子供たちから、タイの児童保護施設へ御下がりのプレゼント!パタヤへ
https://pattayaja.com/2021/05/07/20613/

(2021年2月3日
埼玉県土合小学校にて
写真:SB.HeartStation)

この寄贈は、日本のNPO法人「SB.HeartStation」が、日本の主に関東地方の小学校や中学校で、子供たちから保護者の皆様やPTAの皆様などの御協力をいただいて、集めていただいた「お下がり」の靴やスポーツグッズ、文房具などを、タイの児童保護施設へ届ける取り組みによるもので、特に児童保護施設の多いパタヤではPJAも参加し御協力して、共に寄贈活動を実施しています。

パタヤ)PJAが孤児院へ寄付 NPO法人と共に日本から靴など多数贈呈 (2019年8月26日)
https://pattayaja.com/2019/08/26/6002/

(埼玉県立大宮工業高等学校
「インターアクトクラブ」

写真:SB.HeartStation)

今回は感染防止対策で人が集まる事もしにくく、本当に大変な中ですが、それでも日本の子供たちから多くの寄贈をいただきました。

以下は、神奈川県の橘学園高等学校の生徒会の皆様から贈呈いただいた、素敵な運動靴の御下がりのプレゼントです。
とても嬉しいお手紙も添えていただけていました。

(神奈川県横浜市
橘学園高等学校の生徒会の皆様からの寄贈

写真:SB.HeartStation)

こうして寄贈された品をタイに送付するために、日本でNPO法人のSB.HeartStationさんが中心となって、多くの人々がボランティア活動で仕分けをしてくれました。子供たちも、文房具の仕分けなどを手伝ってくれ、日本から発送されました。

(2021年4月24日
埼玉県にて、輸送の為の仕分けの様子

写真:SB.HeartStation)

(ボランティアで仕分けられた多くの寄贈品
仕分け作業を手伝うタレントの安藤恵理さん<中央>)

こうして日本の子供たちからの寄贈の品は、コンテナ船で日本を出発し、タイに無事到着しました。

到着した寄贈の品はボランティアスタッフにより、バンコクで仕分けをし、トラックに載せてタイ各地の児童保護施設などに発送しました。

パタヤには、この素敵な取り組みにボランティアで参加しているPJA(パタヤ日本人会)にて、児童保護施設のFather Ray Foundation、Human Help Networkの2箇所にお届けしました。

(2021年5月22日
パタヤ:Father Ray Foundationにて

日本の子供たちからの贈呈が届いた様子
写真:PJA NEWS)

(2021年5月22日
パタヤ:Human Help Networkにて

日本の子供たちからの寄贈の到着の様子
写真:PJA NEWS)

今回は人が集まる行為とならないように式典などはせず、寄贈のみを実施しました。ただHuman Help Networkさんでは、せめて写真撮影だけでもと、上記の写真に写っている垂れ幕を用意してくれていました。

今回、タイの児童保護施設などに寄贈いただいた日本の子供たちからの贈呈の品は、パタヤに寄贈いただいた分だけで、運動靴や長靴、サッカーシューズなどの靴が約2000足、さらに洋服や文房具なども送られており、PJA NEWSでも確認出来る限りにおいて、最大規模の大規模な寄贈となっています。

日本の子供たちからの靴もとても嬉しいものですし、雨季のタイで重宝する、日本の長靴のプレゼントにも大喜びしてくれ、とても感謝してくれています。
子供たちは、寄贈してくれた日本の子供たちからの御下がりがすごい数で、どれも新品みたいにピカピカだと、驚いてくれています。

この日本の子供たちからの寄贈に、在タイ日本国大使館は次の通りメッセージを送っています

在タイ日本国大使館からのメッセージ

本日は、NPO法人SB Heart Stationの皆様、パタヤ日本人会の皆様のご尽力により、日本の学校の子どもたちから、タイの児童保護施設に対して、靴、スポーツグッズ、文房具など、多くの寄贈の品を贈呈されることを伺いました。

日本国大使館としても、感染防止のため思い通りの活動ができないなかで、チョンブリ県やパタヤの子ども達に対して、日タイの関係者の皆様が支援活動を継続されていることを伺い、大変嬉しく、また心強く思います。

様々な困難を乗り越えて、たくさんの思いやりが詰まった寄贈品が、海を越えてタイの子どもたちのもとに届きました。子どもたちは、一人ひとりがかけがえのない可能性を秘めております。今後、子どもたちがのびのびと成長し、パタヤやチョンブリ県を始めタイ全国で社会の担い手として活躍されることを願っています。

 最後に、Father Ray財団の先生方、Human Help Networkの先生方へ、数多くのご尽力に対して、改めて、心からの敬意を表したいと存じます。

2021年5月22日
在タイ日本国大使館

この寄贈にあたり、PJA(パタヤ日本人会)の岩拼 健一会長は、次の通りコメントをしています。

本日、日本の多くの学校から、ピカピカに綺麗にされた御下がりのプレゼントがタイの児童保護施設の子供たちへ贈られた事、本当に嬉しく思います。

タイのパタヤは現在、観光都市にも関わらず、外国人観光客の入国が昨年から厳しく制限され激減してしまった事で、経済状況は深刻に悪化してしまっており、児童保護施設の子供たちへの寄付や支援も大幅に減少してしまっています。その中で、日本のお兄ちゃん、お姉ちゃんから、こんな素敵なプレゼントを、こんなにたくさん貰えたよ、とプレゼントを届ける事が出来て、こんな嬉しい話はありません。

この子たちは、特に高価な靴やスポーツグッズなどは、なかなか買う事ができません。それを、日本の皆様から、こんなに沢山、こんなに綺麗にしてもらって、御下がりのプレゼントをもらえて、子供たちの宝物になっています。

これは日本とタイの両国の子供たちを優しさでつなぎ、これからの日タイ関係に信頼を築き上げてくれる取り組みです。
是非、このような取り組みを今後とも、手と手を取り合って行っていきましょう。

この寄贈をしてくれた、日本の子供たち、親御さま、先生やPTAの皆様などの学校関係者の皆様、NPO法人のSB.HeartStationの皆様、助けてくれた全ての皆様に、心より御礼を申し上げます。

今回、式典は感染防止のために延期していますので、これについては改めてまた開催させていただければと思います。
引き続き、PJA(パタヤ日本人会)からも、御協力をお願いさせていただく事も多々あると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

寄贈に御協力いただいている子供たち、保護者の皆様、学校関係者の皆様、ボランティアで御協力していただいている皆様、NPO法人の皆様、支援をしてくださっている各政府の担当者の皆様、この活動を支援してくださっている全ての皆様に、心より御礼を申し上げます。

このような取り組みを今後とも継続的に行うために、引き続き「御下がりの品」のプレゼントや、仕分けや配送のボランティア協力など、御協力をお願いいたします。

 

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

TPN National News(英語版)

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