米国議会、超党派が主張で中国の尖閣領有権主張を完全否定！

2020年6月24日　PJA NEWS)

米国議会、超党派が主張で中国の尖閣領有権主張を完全否定！

以下記事の続報です。

米海軍、インド太平洋で空母3隻活動、2隻が合流！中国の侵略を牽制
https://pattayaja.com/2020/06/23/12379/

中国の武漢から広まった「武漢ウイルス」が各国に蔓延し被害が広がる中で、中国共産党政府の軍事的威圧が日本を含む各国に対して強まっています。これを受けて以下記事の通り、米海軍はインド太平洋での活動に注力、空母3隻が活動し、各国の航行の自由を確保し中国共産党の軍事的威圧を牽制しています。

米海軍では現在、インド太平洋地域で正規空母3隻、USS Nimitz (CVN 68)、USS Theodore Roosevelt (CVN 71)、USS Ronald Reagan (CVN 76)が活動しています。米海軍がインド太平洋地域で正規空母3隻を同時に活動させるのは、北朝鮮危機が高まった2017年11月以来のことです。米海軍の空母3隻が擁する航空戦力は、中堅国の空軍力の総力を上回るほどの規模です。

2020年6月22日、インド太平洋地域に展開する3隻の米海軍空母のうちの2隻、USS Nimitz (CVN 68)とUSS Theodore Roosevelt (CVN 71)のそれぞれの空母艦隊が、フィリピン海で合流しました。

その翌日にあたる2020年6月23日、合流して活動している2隻の空母艦隊の新たな写真を掲載します。

以下は、2隻の空母のフィリピン海上での姿を一枚の写真に捉えた、見事な写真です。

(2020年6月23日
フィリピン海上にて
合流した空母USS Nimitz (CVN 68)と
空母USS Theodore Roosevelt (CVN 71)
写真:米海軍広報専門官　Brandon Richardson)

また、両空母の艦隊を構成する艦船も合流し活躍しています。

以下は昨日、米海軍ミサイル艦のUSS Ralph Johnson (DDG 114)とUSS Princeton (CG 59)が、フィリピン海上で活躍する姿を写した写真です。

(2020年6月23日
フィリピン海上にて
合流した米海軍ミサイル艦の
USS Ralph Johnson (DDG 114)と
USS Princeton (CG 59)
写真:米海軍広報専門官John Philip Wagner, Jr)

(2020年6月23日
フィリピン海上にて
合流したUSS Nimitz (CVN 68)と
USS Theodore Roosevelt (CVN 71)の空母艦隊
写真:米海軍広報専門官　Dylan Lavin)

東シナ海と南シナ海を取り巻く状況においては、日本も現在、尖閣諸島では中国共産党政府により領海侵犯が繰り返され、さらに中国共産党政府から日本政府に「抗議」までされており、領土、領海、領空、さらに国民の生命や財産の危機に瀕しています。

中国、尖閣沖の中国公船の領海侵入について日本に抗議！　(2020年5月11日)
https://pattayaja.com/2020/05/11/11258/

そのような中で、米国議会では今月の2020年6月中旬に米国の13人の共和党下院議員が報告書を作成。

約120ページの同報告書の中では、中国の脅威について最も多くのページが使われ、その中で日本が領有権を宣言し施政権も有する尖閣諸島に対する中国共産党政府の領有権主張についても、「平和と安定を脅かす」と明確に反対する立場を明確にしました。

これについては本日の2020年6月24日、日本の産経新聞のワシントン駐在客員特派員の古森義久さんがJBpressに掲載し発表されています。

詳細は以下でご覧下さい。

JBpress)米国議会、中国の「尖閣領有権」主張を完全否定　(2020年6月24日)
超党派議員が提出した「南シナ海・東シナ海制裁法案」とは
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61026

上記記事の通り、日本に対しても含めて中国共産党による軍事的威圧が強まる中で、これを牽制しながら、米海軍と同盟国による、各国の航行の自由を守り、侵略から守るための取り組みが行われています。

日本も当事者として、現状の状況を知り、日本の領土、領海、領空、そして日本の国民を、中国の軍事的威圧から守るにはどうするかを考えなければいけないのではないでしょうか。

※PJAの事務局では、非売品の米海軍の情報誌を保有しています。より詳細な情報に個人的な興味があるPJA会員の方は、情報誌の範囲までなら公開されていますので、事務局へ御連絡の上でご覧になってみて下さい。

また、2020年2月に来泰した米海軍第七艦隊の最新の実質空母の強襲揚陸艦USS America(LHA6)のオリジナルステッカーなども子供向けにありますので、欲しい会員の方のお子様などおられましたら、事務局に御連絡下さい。

日本においては、国防の問題を認識する事が必要

中国の武漢から広がっている武漢ウイルスにより、現在は日本や米国の一般市民にも甚大な被害が出ています。同時に米軍にも大きな被害が出ており、在日米軍においても高官も含めて感染者が多く出ています。しかし、このような折も中国共産党政府によるアジアへの覇権主義が止まるわけではありません。むしろ軍事的挑発は高まっており、国防においての危機を迎えています。

日本としては非常に心配される現状となっていますが、日本では多くのメディアがこのような国防の問題を大きく取り上げる事は少なく、国民で議論をする以前に、そもそも多くの日本国民は、このような問題が起きている事を知らない状況にあります。

このように、そもそも知らないからこそ議論すらもしていない事が、日本の国防においての大きな問題ではないでしょうか

このような中国共産党政府の動きを牽制し、インド太平洋地域の安全を確保するために、米軍と日本の自衛隊による尽力が現在も行われているのです。

PJA NEWSでは出来るだけ積極的に、このような問題や取り組みについても掲載して伝えています。