英の身元不明遺体、タイ人花嫁と判明

2019年3月20日　PJA NEWS)

英の身元不明遺体、タイ人花嫁と判明

約15年前に英国のヨークシャーで発見された身元不明の女性遺体が、イギリス人教師と結婚したタイ人の花嫁だった事が、英国とタイの警察の捜査でわかりました。イギリスメディアに加えて、タイも大手英字メディアのBangkokPostが今朝、次のように伝えています。

BangkokPost)’Lady of the Hills’ was a Thai bride (2019年3月20日)
BangkokPost)「丘の女性」の遺体は、タイ人花嫁だった！
https://www.bangkokpost.com/news/general/1647592/lady-of-the-hills-was-a-thai-bride

(画像：英国ヨークシャー警察提供)

報道によると、15年前の2004年に英国のノースヨークシャーのホールトン・イン・リブルズデールの丘で、通りがかった人が身元不明の女性の遺体を発見した事から始まります。

(参考：ホールトン・イン・リブルズデール(英国北ヨークシャー)の地図)

イギリスメディアなどは、この身元不明の女性を”Lady of the hills(丘の女性)”と呼んで大きく報道していました。

遺体解剖の結果、死因は低体温症であったことがわかっています。

その後遺体の身元は15年にわたり不明でしたが、イギリス当局がタイ当局と協力し捜査し指紋照合をした所、タイ当局が指紋の一致を認め、タイ人女性のLamduan Seekanya氏(36歳)と判明しました。

Lamduanさんはイギリス人の教師のDavid Armitage氏と結婚し、2004年当時は英国に居ました。

英国のタブロイド紙は、彼女が失踪した後に、夫のDavid Armitage氏はタイに移ったと伝えています。

英国のヨークシャー警察は、この夫婦の結婚生活の実態などについて捜査を進めているとコメントしています。

報道されている概要は、上記の通りです。

15年にわたり身元不明だった英国で発見された遺体の身元が、指紋照合でついにわかったのですね。

一体被害者のタイ人女性に何があったのか、事件の真相が明かされる事を祈っています。

参考)本事件を伝える動画