パタヤ:日本への特殊詐欺、容疑者15人をバンコクへ移送
一昨日の2019年3月29日午後に、タイのパタヤで、日本に対して振り込め詐欺をしていたグループの拠点を警察が摘発し、邦人15人を逮捕した以下のニュースに続報です。
PJA NEWS)パタヤ:日本への特殊詐欺「日本の警察の方に伝えて」 (2019年3月31日)
https://pattayaja.com/2019/03/31/%e3%83%91%e3%82%bf%e3%83%a4%ef%bc%9a%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%b8%e3%81%ae%e7%89%b9%e6%ae%8a%e8%a9%90%e6%ac%ba%e3%80%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e8%ad%a6%e5%af%9f%e3%81%ae%e6%96%b9%e3%81%ab%e4%bc%9d/
逮捕された日本人15人は本日の2019年3月31日、パタヤのバンラムン警察署の拘置所から、バンコクの拘置所に移送されました。
日本の読売新聞オンラインが先ほど、以下のように報じています。
読売新聞オンライン)特殊詐欺グループか…日本人15人、拘置施設に
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190331-OYT1T50206/
【バンコク=大重真弓】タイ中部パタヤ郊外で日本人の男15人が不法就労の疑いで逮捕された事件で、タイ警察は3月31日、容疑者全員の身柄をバンコクの拘置施設に移送した。男らは日本人を標的にした特殊詐欺グループとみられており、今後、日本の警察が裏付け捜査を行う。
タイ警察などによると、容疑者の本籍地は福岡県が6人、大分県と大阪府が2人、宮崎、熊本、佐賀、沖縄県、東京都が各1人だった。15人は31日午後3時半頃、パタヤ郊外のバンラムン警察署の留置所からシャツやタオルで顔を隠しながら外に出てきた。問いかけに無言のまま、移送用の警察車両に乗り込んだ。
15人は高級住宅地の住宅で共同生活をしていた。住宅の借り主など、ほかに日本人2人とタイ人1人が事件に関与しているとみられている。
Pattaya Online NewsのFacebook投稿写真より)
上記の報道されている通り、この15人の他に日本人二人とタイ人1人が事件に関与しているとみられている事が報じられています。本日のバンコクへの移送の後、今後は日本の警察が裏付け捜査を行います。
海外のタイのパタヤに拠点を作り、日本の高齢者などを中心に電話で騙し、財産を巻き上げる、あまりにも卑劣な振り込め詐欺の犯行グループ。
この振り込め詐欺の手口による被害は、日本で非常に大規模になっています。タイに住んでいる日本人の間でも、実家の両親に特殊詐欺らしい電話が来たという被害の話はしょっちゅうで、被害は大きく広がっています。
このような振り込め詐欺グループの海外拠点が、タイで初めて、パタヤで摘発された本事件。
この摘発により、日本へ振り込め詐欺を行っている犯人グループの実態解明とさらなる摘発へ向けて、日本だけでなくタイからも、日本の警察の捜査に大きな期待が寄せられています。
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