2019年8月20日 PJA NEWS)

タイ)観光スポーツ相、反対を受けても中国とインドビザ無し法案を提出へ

タイへの中国、インドからの観光客に、ビザ無しで30日間滞在できるようにする法案について、パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが、タイメディアのNationの記事を元に伝えています。

タイの観光スポーツ相であるピパット大臣は、中国とインドからの観光客に、ビザ無しで30日間タイに滞在できるようにする法案の成立を目指しています。

しかしこの法案は、その後に観光目的で滞在しながら実際には違法就労をしたり、定住されてしまうリスクも非常に高く、またそもそも中国やインドの観光客は、ほとんどのお金をそれぞれ向けの企業のみに支払っており、タイ経済に寄与していないことから、国防を担当するプラウィット副首相、ドン外相などを中心に他の大臣が強く反対しており、成立は不透明な状況となっています。

(タイ観光スポーツ省ピパット大臣
写真:タイ観光スポーツ省)

しかしながら、このような他の大臣たちから、国防の観点からの強い反対を受けても、観光スポーツ省のピパット大臣は成立に向けて本日2019年8月20日の午後に内閣に法案を提出する予定です。この法案の行方に注目が集まりそうです。

報道されている概要は上記の通りです。

この観光スポーツ省の新大臣であるピパット大臣ですが、特定地域では、バーなどが現状は深夜二時までしか営業してはならないのを、時間延長する議題なども検討しています。この特定地域には、パタヤは指定されていません。

また、ホテルライセンスの無い法人や個人による短期賃貸にも新ルールの策定に意欲的であるなど、多様な提案を多数されている印象がありますね。

参考過去記事)タイ)観光スポーツ省新大臣、短期賃貸の新ルール化に意欲 (2019年7月25日)
https://pattayaja.com/2019/07/25/5672/

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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