2019年9月23日 PJA NEWS)
パタヤ)海洋汚染、またジョムティエンで死んだ海亀が見つかる
昨日の2019年9月22日の午後、パタヤ南部のビーチリゾート、ジョムティエンのビーチで、また死んだ海亀が発見されました。
パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。
写真:The Pattaya News)
昨日の2019年9月22日午後1時頃、ジョムティエンビーチで大きなウミガメが死んでいると通報がありました。
現場では、体長約70センチ、体重約50キロの大きなウミガメが死んでいました。既に数日前にウミガメは死んでいた模様です。
当局では、ウミガメの死因を調査しています。
報道されている概要は上記の通りです。
パタヤ沿岸を含むタイ近海では海洋汚染が酷く、人間に捨てられたビニールゴミをウミガメが食べてしまったり、置き引きで放置された漁網にウミガメが引っ掛かったりして、死んでしまったウミガメが打ち上げられる事件が頻発しています。
以下の過去記事の通り、先日もジョムティエンビーチで発見されたウミガメの死体は、解剖すると体内には大量のビニールゴミや漁網などが入っていました。
PJA NEWS)パタヤ)またビニールで死んだ海亀!タイ湾で先週末だけで3件 (2019年7月3日)
https://pattayaja.com/2019/07/03/5415/
写真:The Pattaya News)
このような海洋汚染は、ウミガメだけでなく自然の生態系全体を破壊しています。ウミガメは、その象徴的なものです。
実際にビニールゴミを捨てている人は、何気なく捨ててしまっているだけです。コンビニやスーパー、屋台で買った商品のパッケージや買い物袋を、何げなく捨てただけなどではないでしょうか。
しかし実際には、そのビニールゴミが、このようにウミガメや海洋生物の体内に入ったり巻き付いたりして、ウミガメを殺し、海を汚してしまっているのです。
以下は、過去記事で報じた2019年6月18日にジョムティエンビーチで発見されたウミガメの死体です。
写真でも伝わる通り、ウミガメの体にビニールゴミが巻き付いて、ウミガメは動けなくなり、死んでしまっています。
写真:The Pattaya News)
パタヤ)またビニールに絡み死んだ海亀!ゴミ問題深刻 (2019年6月20日)
https://pattayaja.com/2019/06/20/5180/
私たちも、そもそものゴミの量を減らす、出すゴミはきちんとリサイクルを出来るだけ行い、自然を壊さず、次の世代に綺麗な自然が残せるように尽力しなければいけないでしょう。
そのためにも、まずは一人一人も、その手元のビニールゴミを「本当に使う事が必要だったのか」、一度考え直してみる事から始めるのがいいのではないでしょうか。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)
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