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タイ首相、バンコク商業施設に営業中止!デパートやレストランも





2020年3月21日 PJA NEWS)

タイ首相、バンコク商業施設に営業中止!デパートやレストランも

中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」について、本日の2020年3月21日、タイのプラユット首相は明日の2020年3月22日から来月の4月12日まで、バンコク首都圏の主要な商業施設に営業中止命令を出しました。

パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。

(タイのプラユット首相
写真:The Pattaya News)

タイにも蔓延しつつある武漢ウイルスの蔓延を防止するための措置として本日の2020年3月21日、タイのプラユット首相はバンコク首都圏のみを対象として、商業施設の営業中止命令を出しました。この措置は、バンコク首都圏に限って影響するものであり、バンコク圏以外は現在は対象としていません。

営業禁止は明日の2020年3月22日から、2020年4月12日までです。

この営業中止命令により、バンコクのデパート、モールなども営業中止となります。

日用品のスーパーマーケットや、テークアウトのレストランのみは営業が可能です。また、病院や警察などは営業しています。

店内で食事をするレストランは営業中止となります。ただしホテルに併設されていて、ホテル内の顧客に食事を提供するレストランは店内での食事でも営業ができます。

また、この命令により生鮮品以外のスーパーマーケットも営業中止、ビューティークリニックやサロンも中止となります。

スイミングプール、ネットカフェ(ゲームカフェ)、ゲームセンター、アミューズメントパークは営業中止。

ゴルフコース、仏教関連の店舗も営業中止。

生鮮品などの食品を販売する店舗は営業できます。政府は、このような店は開いているので、パニック買いなどに走らないように注意を促しています。

政府は、これは封鎖ではなく、人の移動は自由ですと語っています。

報道されている概要は上記の通りです。現在はバンコク圏のみを対象としていますが、各県の知事が続く事が見込まれ、パタヤのあるチョンブリ県でも本記事執筆現在、チョンブリ県での実施検討が行われています。

PJA NEWSでは、以下に命令書を掲載します。

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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