2020年3月23日 PJA NEWS)

パタヤ)営業中止命令中に営業!警察がRose Barを摘発、経営者の女逮捕

中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」の感染拡大のため、以下の過去記事の通り、現在パタヤではナイトスポットのバーなどは全て営業中止命令が出ています。

速報:パタヤ、ナイトスポット等に月末まで営業中止を命令へ (2020年3月17日)
https://pattayaja.com/2020/03/17/9296/

パタヤ)営業中止の初日、ウォーキングの衝撃的な様子(写真集付き) (2020年3月18日)
https://pattayaja.com/2020/03/18/9331/

先ほどの以下報道の通り、3月16日にはパタヤの滞在者においても感染者が確認されていたので、だからこそ17日にナイトスポットの営業中止命令が出たのかとも考えられます。

パタヤ)滞在していた67歳ベルギー人が16日に感染確認!感染調査中 (2020年3月23日)
https://pattayaja.com/2020/03/23/9397/

このような状況にあるパタヤで一昨日の2020年3月21日夜11時頃、パタヤのチャイヤプーム通りにある外国人客の多いバー「English Rose Bar」が違法に営業しており、バンラムン警察署とパタヤ警察署が摘発しました。

パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。

(2020年3月21日深夜
摘発されたEnglish Rose Bar
写真:The Pattaya News)

この摘発は、同店舗が違法に営業しているらしく、住民が武漢ウイルスの蔓延を心配して通報し、これを受けて行われたものです。

警察やThe Pattaya Newsが現場に行くと、約30人の顧客が飲酒やビリヤードなどをしていました。

チョンブリ県ではPakorn Teanchai知事がナイトスポットは今月18日から31日まで営業の中止を命じており、この命令に違反する違法営業です。

(2020年3月21日深夜
摘発されたEnglish Rose Bar
写真:The Pattaya News)

この営業中止命令はレストランは対象としていませんが、利用客は一定以上の距離をおく事が義務付けられており、ビリヤードなどは禁止されています。このEnglish Rose Barでは飲酒をしながら、ビリヤードなどをしていました。

(2020年3月21日深夜
摘発されたEnglish Rose Bar
写真:The Pattaya News)

この店舗のオーナーのタイ人の女、Natthawadee Kongyongを警察は逮捕しました。また利用客を帰らせ、店舗を閉鎖しました。

同命令への違反者には1年以下の懲役、10万バーツ以下の罰金の片方ないし両方の処罰となりえます。

(2020年3月21日深夜
摘発されたEnglish Rose Bar
写真:The Pattaya News)

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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