2020年3月24日 PJA NEWS)
パタヤ)外国人がモール前でコロナを絶叫し大暴れ!その男は・・・(動画付き)
中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」の感染拡大を受けて、パタヤで変わった事件が発生しました。
昨日の2020年3月23日午後3時頃、パタヤのセカンドロードのソイ13/1の前の、大型ショッピングモール「Avenue」の向いあたりで、外国人の男がコロナウイルスについて何かを絶叫しながら暴れ、周囲の人を脅かす事件がありました。
パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。
取り押さえられた外国人の男
写真:The Pattaya News)
事件があったのは昨日の2020年3月23日午後3時頃。場所はパタヤのセカンドロードのソイ13/1、通称「ソイヤマト」と言われるソイの前で、大型ショッピングモールのAvenueの向い側、目の前の以下の場所です。
外国人は、コロナについて何か英語で叫んでいるようだという連絡が入っていました。
叫んでいる声を聞いてみると、発音が米国西海岸の南の方の、どちらかというと社会的な階級の低い人らしい発音やなまり、単語の英語でしたので、西部出身の米国人だろうと想定されました。男が叫んでいる内容を確認した所、人々をコロナウイルスから救う、男はコロナウイルスから人々を救うために未来から来た、などと叫んでいました。
警察が現場に行くと、男は必死に抵抗しました。警察は警官を増員し男を確保、逮捕しました。
取り押さえられた外国人の男
写真:The Pattaya News)
その模様を撮影したThe Pattaya Newsの動画が以下のものです。
警察が男を調べた所、電気ショックの武器と、拳銃のような形をしたオモチャのライター、抗生物質の処方箋などを所持していました。
所持していたオモチャのライター
写真:The Pattaya News)
警察による、その後の男への診察と調査で、この男は米国の西海岸南部のカリフォルニア州の出身で、過去に精神疾患とPTSDの履歴がある事がわかりました。
武漢ウイルスの騒動の中でパタヤの話題となった、お騒がせな事件でした。
(2020年3月23日午後3時30分頃
取り押さえられた外国人の男
写真:The Pattaya News)
※英語版の文中にある「Tazer」と「Novelty」
本記事の英語版の文中に「The man had a tazer on him, a novelty cigarette shaped like a gun and prescription antibiotics.」という表現があります。これについて、日本人向けの翻訳の解説を少し書いてみます。
このtazerという単語。あまり聞きなれない英単語ですが、この単語は”Tele-Active Shock Electronic Replusion”が由来と言われていて、ShockのSをZにしたものだと言われている、日本語で言うスタンガンなどを連想させるような電気銃”Tazer Gun”などを意味する言葉です。
次に、文章の後半に出てくる「novelty cigarette」。
“novelty”というと日本人の一部の人は日本語の「ノベルティ」を連想して、販促でもらえるオマケのように誤解をしてしまう事がある単語ですが、それは日本語の和製英語特有の意味で、英語表現の意味は全く異なります。英語での意味は「珍しい」ぐらいの意味ですが、本文章では変わったライターという趣旨が伝わりやすいように意訳しました。
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。
The Pattaya News(英語版)
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