2020年3月25日 PJA NEWS)

速報:タイ)チョンブリ県、飲食やモールも閉鎖!パタヤ、シラチャなど全域

中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」について、以下のニュースに続報です。

タイ)チョンブリ県で武漢ウイルスの感染者38名!規制強化の方針 (2020年3月25日)
https://pattayaja.com/2020/03/25/9475/

本日の2020年3月25日の先ほど、タイのチョンブリ県のPhakarathorn Tienchai知事は、チョンブリ県全域への規制強化を実施、飲食店での飲食や、日常生活に必要不可欠なものを除くショッピング・モールも営業の中止を命令しました。

本命令の期限は、武漢ウイルスの騒動が落ち着くまでとしています。

パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。

(写真:The Pattaya News報道)

本日の上記過去記事の通り、タイのチョンブリ県のPhakarathorn Tienchai知事はチョンブリ県内の規制強化を検討しており、本日先ほど、チョンブリ県全域への規制強化を命令しました。

これにより、チョンブリ県内でPJAの事務局のあるパタヤや、日本人が多く居住するシラチャも含めて、飲食店での飲食や、日常生活に必要不可欠なものを除くショッピング・モールも営業の中止が命令されました。ただし、飲食店では持ち帰りは許可されています。このあたりはバンコクと同様となりました。

本命令の概要は次の通りです。

―生活に必要不可欠な食品販売や、薬局、飲食店の持ち帰りを除く、販売店の営業を禁止。飲食店は店内での食事は禁止されるが、持ち帰りは営業は許可される。飲食店内の席は利用不可。

―ショッピングモールは、食品や日用品の販売、薬局などを除いて営業禁止。飲食は上記同様、持ち帰りのみ営業可能。

-デパートは、上記同様に日常生活に必要不可欠な対象を除いて営業禁止。

ーラン島(パタヤ沖)、シーチャン島(シラチャ沖)は、居住者以外は立ち入り禁止。観光客向けのフェリーやツアーボートなどは営業不可。

-公共施設の公園などは全て閉鎖

ーゴルフコースのクラブハウスなどは閉鎖。ただし、ゴルフコースそのものは営業許可

ーチョンブリ県内の公務員は、チョンブリ県内から県外に出る事を禁じる。

―チョンブリ県の県境では、公務員を除き県内外の移動が禁止されているわけではありませんが、チェックポイントを警察が設けて身分証の確認や案内をします。

-タイ政府機関の業務は、日常生活に必要な内容を除いて閉鎖。

以上です。命令の期間は、この騒動が収束するまでとしています。

現時点において、これは封鎖命令ではなく、一般の人の移動は許可されています。

ビーチは立ち入る事ができますが、ビーチチェアーは一定の距離を置いて利用しなければいけません。

また、知事は午後8時~午前6時はビーチに立ち入らないよう要請しており、人々に自宅にいるように勧めています。

この命令は、明日からタイ政府が非常事態宣言を有効とすると発表している事と連動しています。

タイ政府の非常事態宣言による制限の追加等については、本記事執筆時点ではまだ明らかにされていません。

報道されている概要は上記の通りです。

(2020年3月21日夜9時過ぎ
関西空港出発階
写真:PJA NEWS)

チョンブリ県では感染の拡大を防ぐため、プラユット首相が緊急事態宣言を出した事も踏まえて、規制を強化しました。

武漢ウイルスはPJAの事務局があるパタヤを含むチョンブリ県でも、感染が拡大しています。皆様くれぐれもご注意下さい。

PJAでは現在、会員の方で子供さんがおられる家庭向けに、日本メーカー製のN95マスクのプレゼントをしています。

PJA会員で対象の方は、PJAの事務局へ連絡し御予約の上で、お受け取りをお願いします。

またPJAでは、PJA会員の方で帰国やビザなどでご要望があられる場合は、PJA事務局で御相談をお伺いして、個別に情報提供等を含めた御支援をしています。PJA会員の方でご要望の方は、事務局に連絡し御予約の上で、御相談下さい。

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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