パタヤ)大混雑する外国人のビザ延長に、イミグレが臨時オフィス稼働！本日から

2020年4月8日　PJA NEWS)

パタヤ)大混雑する外国人のビザ延長に、イミグレが臨時オフィス稼働！本日から

中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」により、タイ全土で滞在していた外国人が帰国フライトがキャンセルされて帰国できなくなったり、タイに居住する適切な許可も得ず、本来は旅行用のツーリストビザやノービザで居ついていた外国人がビザが延長できにくくなったり、一般のビザなどで居住する人もビザ延長や更新で時間がかかってしまったりするケースが急増しています。

これにより、タイではバンコクをはじめとして各地で、イミグレーションのオフィスに外国人滞在者が大量に訪れ混雑してしまっているケースが増加しています。

この混雑により、ウイルスの感染を防止するための適切な距離をとる事もできず、武漢ウイルスの感染が余計に広まる事態となりかねず、イミグレーションオフィスも危惧しています。

イミグレーションでは現在、これに向けた対応を各レベルで実施しており、タイのイミグレーション局の上層部でも大きな対応の発表が予定されています。

パタヤでもイミグレーションオフィスは連日、非常に混雑しています。

パタヤのジョムティエンのソイ5にあるイミグレーションオフィスも、先月末頃は道路に行列が続く状態でした。今はテントを張りだして、そこで順番待ちをするように変えて少し改善されています、その様子が以下の写真です。

(ジョムティエンのイミグレーション前のテント
写真：PJA NEWS)

以前に比べれば行列は少し短くなり、かつテントで暑さは多少しのげるものの、以下の写真の通り行列の各人の距離は短く、武漢ウイルスの感染を防止できる距離なんて保てていません。

(ジョムティエンのイミグレーション前のテント内行列
写真：PJA NEWS)

ジョムティエンのイミグレーションでは問題を受けて、本日の2020年4月8日から、臨時のオフィスを開設して外国人のビザ延長の対応をしています。

その発表が以下の資料です、PJA NEWSでは以下に資料を掲載して紹介します。

今回の武漢ウイルスの蔓延によるビザ延長を求める人のみを対象にして、スクンビット通りの以下資料の場所に本日の4月8日から開設されました。営業時間は祝日を除く月曜から金曜の朝8時30分から夕方4時30分です。

(イミグレーション臨時オフィス案内資料
イミグレーションオフィス提供)

また、イミグレーションオフィスの対応をまとめた説明文を以下に掲載します。

(2020年4月8日
イミグレーションからの案内資料
イミグレーションオフィス)

これらはパタヤにあるチョンブリ県のイミグレーションオフィスからの発表ですので、今回の事態を受けての大規模なビザ延長のルール変更などが発表できるわけではありません。

これについてはタイのイミグレーション局の上層部で現在検討が行われている中にあり、現時点で現場での相談と対応の状況などを見ると、いくつかの臨時での対応がなされている状況にあります。

(PJA<パタヤ日本人会>より)

武漢ウイルスはPJAの事務局があるパタヤを含むチョンブリ県でも、感染が拡大しています。皆様くれぐれもご注意下さい。

PJAでは現在、会員の方で子供さんがおられる家庭向けに、日本メーカー製のN95マスクのプレゼントをしています。

PJA会員で対象の方は、PJAの事務局へ連絡し御予約の上で、お受け取りをお願いします。

またPJAでは、PJA会員の方で帰国やビザなどでご要望があられる場合は、PJA事務局で御相談をお伺いして、個別に情報提供等を含めた御支援をしています。PJA会員の方でご要望の方は、事務局に連絡し御予約の上で、御相談下さい。

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)