2020年4月28日 PJA NEWS)
日本)メディアがまるで大本営発表、政府側から「医療崩壊と書くな」
武漢ウイルスによる被害に苦しむ日本で、メディアが今や「大本営発表」となっている実態が大きな反響を呼んでいます。
近年、日本の旧来の大手メディアが機能を果たせていない問題は多く指摘されており、広く知られるようになってきていまが、それでも衝撃を与え、あまりの酷い実態に大きな反響を呼んでいるのは日本の大手経済紙「東洋経済」のオンライン版が報じた以下の記事です。
日本の大手メディアの東洋経済が報じた興味深い記事ですので、是非ご覧になってみてください。
東洋経済オンライン)新聞・TV「政府の言いなり」の何とも呆れる実態
まるで大本営発表、コロナ禍で露呈した歪み
https://toyokeizai.net/articles/-/347070
記事は日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)が実施したアンケートで判明した結果を元に、大手メディアの現状の問題点を正確、かつ的確に指摘しています。
現在の武漢ウイルスの日本での感染を伝える報道においても、「医療崩壊」と書かないようにと日本政府側から要請されるなど、驚くほどの実態が広がっている事を当事者たちが語っています。
「医療崩壊と書くな」と言われて
コロナ問題に関する回答では、見過ごせない記述も並んでいる。
・記者勉強会で政府側から「医療崩壊と書かないでほしい」という要請が行われている。医療現場からさまざまな悲鳴が聞こえてきているので、報道が止まるところまでは行っていないが、「感染防止」を理由に対面取材も難しくなっており、当局の発信に報道が流されていく恐れがある
・医療崩壊という言葉についても、政府や自治体の長が「ギリギリ持ちこたえている」と表現すると、それをそのまま検証もせずに垂れ流してしまっている。実際の現場の声よりも、政治家の声を優先して伝えてしまっていることに危機感を持っている。お上のお墨付きがないと、今がどういう状態なのか、判断できない
・感染が確認された事業者自身が貼り紙やサイトで公表しているのに、行政が発表していないと(うちの新聞は)掲載しない
インターネットもこれだけ普及している現在に、日本の医療現場の悲鳴が上がっている実情を隠すなんて無理な話ですが、それでもそれを行おうとしているのが今の日本政府であり、それに唯々諾々と応じているのが今の日本の大手メディアの現状であるという指摘です。
この指摘に、日本で大きな反響が広がっています。
PJA NEWSでは、以下に東洋経済オンラインの記事も紹介しているMIC(日本マスコミ文化情報労組会議)のアンケート結果の概要資料を掲載します。
(ダウンロード用)ダウンロードはPJA NEWSのサーバーから行われます。
日本マスコミ文化情報労組会議
『報道関係者への「報道の危機」アンケート結果(概要)について』
(2020年4月21日)
20200421_mic
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)
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