2020年5月10日 PJA NEWS)

尖閣沖、中国公船が3日連続で日本へ領海侵入!現在、領海に2隻留まる

本日の2020年5月10日朝、日本の海上保安本部(第11管区、那覇)は、沖縄県の尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の船2隻が、日本の領海内に引き続き留まっている事を発表しました。

中国公船による日本への領海侵入は5月8日にも行われ、昨日の5月9日に再度領海侵入がされ、日本の漁船に接近し追尾するなどし、そのあとは本日も領海内に留まっています。

中国公船による領海侵入は3日連続であり、今年に入って10日目です。

この領海侵入について、日本のNHKが以下のように伝えています。

NHK)尖閣沖 中国海警局の2隻 日本領海内にとどまる 海保が警告 (2020年5月10日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200510/k10012423921000.html

9日に沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入した中国海警局の船2隻は、10日午前9時現在も領海内にとどまっています。

中国海警局の船が領海内で確認されたのは3日連続で平成28年8月以来となり、第11管区海上保安本部が直ちに出るよう警告を続けています。

海上保安本部によりますと、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、中国海警局の船2隻が、9日午後6時すぎから相次いで日本の領海に侵入しました。

2隻は10日午前9時現在、魚釣島の西南西およそ9キロから11キロの日本の領海内にとどまっているということです。

中国海警局の船が領海内で確認されたのは3日連続で平成28年8月以来となります。

付近の海域には漁業者3人が乗った日本の漁船が操業していて、海上保安本部は漁船の安全を確保するため、周囲に巡視船を配備するとともに、中国海警局の船に対し直ちに領海から出るよう警告を続けています。

日本は米国と同じく、武漢ウイルスの感染により一般市民も自粛生活を余儀なくされており、防衛能力も低下しやすい状況となっています。

この状況の中で中国が日本の領海侵入を現在も続けており、日本の漁業者や海保の方々の安全、そして日本の領海の安全が脅かされています。

各国が武漢ウイルスで苦しみ、軍も動きが自由にならない中で、中国は軍事的威圧を周囲の各国へ強めており、日本へも領海侵入、領空侵犯を急増させています。

(中国共産党政府による日本への軍事的圧力
<日本>防衛省「令和元年版防衛白書」より)

このような中国による軍事的威圧に対し、日本の河野防衛相は厳しく批判し、国民に問題の認識をよびかけています。

日本)河野防衛相、中国の軍事的挑発に「極めてけしからん」と強く批判 (2020年4月14日)
https://pattayaja.com/2020/04/14/10254/

河野太郎防衛相は13日、東京都内で講演し、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で軍事的挑発行為を続けている中国について「極めてけしからんと思っている」と強く批判した。「感染拡大の中でも中国が南西諸島に軍事的な圧力をかけ続けていることを、国民にはしっかり認識していただきたい」と述べた。

(上記記事で引用している産経新聞記事より)

2019年9月30日 沖縄にて
第3海兵遠征軍司令官H.ステーシークラーディ中将と河野防衛相
写真:在日米軍司令部

日本においては、国防の問題を認識する事が必要

中国の武漢から広がっている武漢ウイルスにより、現在は日本や米国の一般市民にも甚大な被害が出ています。同時に米軍にも大きな被害が出ており、在日米軍においても高官も含めて感染者が多く出ています。しかし、このような折も中国共産党政府によるアジアへの覇権主義が止まるわけではありません。むしろ軍事的挑発は高まっており、国防においての危機を迎えています。

日本としては非常に心配される現状となっていますが、日本では多くのメディアがこのような国防の問題を大きく取り上げる事は少なく、国民で議論をする以前に、そもそも多くの日本国民は、このような問題が起きている事を知らない状況にあります。

このように、そもそも知らないからこそ議論すらもしていない事が、日本の国防においての大きな問題ではないでしょうか。
その意味で、河野防衛相が日本国民に伝えようと取り組みをしているのは、まさに今の日本に必要な取り組みです。

このような中国共産党政府の動きを牽制し、インド太平洋地域の安全を確保するために、米軍と日本の自衛隊による尽力が現在も行われています。PJA NEWSでは出来るだけ積極的に、このような問題や取り組みについても掲載しています。

以下にPJA NEWSの過去記事として、日本と米国を守るために尽力する米軍や日本の自衛隊の取り組みを伝える記事や、この中国共産党政府に侵略された国の人がどうなったかを伝える記事などの過去記事を掲載します。

東シナ海で米軍実質空母Americaと海自あけぼのが日米合同訓練!中国を牽制
https://pattayaja.com/2020/04/12/10163/

アンダマン海で米海軍Gabrielle Giffordsと海自てるづきが日米共同訓練
https://pattayaja.com/2020/04/09/10060/

中国共産党に侵略された悲惨、その告発を日本人が漫画に(漫画付き)
https://pattayaja.com/2019/09/09/6254/

”中国に消された”国の実情を漫画に!「その國の名を誰も言わない」
https://pattayaja.com/2019/09/23/6560/

新疆ウイグル、収容者数百人を目隠しで護送か、動画流出(動画付き)
https://pattayaja.com/2019/10/07/6890/

タイ)独占取材!米軍の慈善活動に自衛隊が参加、米軍から称賛の声
https://pattayaja.com/2020/02/27/8838/

 

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと」
~とあるウイグル人女性の証言~ (2019年8月31日)

漫画は以下から自由にご覧いただけます。
https://note.mu/tomomishimizu/n/nfd4c33d0fcdf
(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

「その國の名を誰も言わない」
作:清水ともみ
上記をクリックすると漫画のページに移動します。
(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

(PJA<パタヤ日本人会>より)

武漢ウイルスはPJAの事務局があるパタヤを含むチョンブリ県でも、感染が拡大しています。皆様くれぐれもご注意下さい。

PJAでは現在、会員の方で子供さんがおられる家庭向けに、日本メーカー製のN95マスクのプレゼントをしています。

PJA会員で対象の方は、PJAの事務局へ連絡し御予約の上で、お受け取りをお願いします。

またPJAでは、PJA会員の方で帰国やビザなどでご要望があられる場合は、PJA事務局で御相談をお伺いして、個別に情報提供等を含めた御支援をしています。PJA会員の方でご要望の方は、事務局に連絡し御予約の上で、御相談下さい。

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

この記事が気に入ったら
いいね ! シェア ! しよう

タイ情報で、にほんブログ村ランキングに参加中! 見ていただいた記事には、是非以下にクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へランキングにクリック!