2020年6月14日 PJA NEWS)
米トランプ大統領、中国政策演説の日本語訳付き全動画!その趣旨とは?
前回記事)米海軍、インド太平洋で正規空母3隻活動へ!中国共産党の侵略行為に牽制
https://pattayaja.com/2020/06/10/12055/
先月の2020年5月29日、米国のトランプ大統領は、中国に関する米国の新たな政策について演説し発表しました。
この政策は、中国が全国人民代表大会(全人代)において、香港「国家安全法」制定方針を28日に採択したことを受けたもので、中国の責任を厳しく問い、制裁措置を発表するものでした。
この演説について、日本のメディアでは要旨を伝えた上で、「トランプ大統領の中国への対応は背景にコロナ対応への批判をかわす狙いがあり、大統領選で票を得る為のものだという論調が散見されました。
しかし、このような日本メディアのコメントを見ず、純粋にトランプ大統領の演説のみを見たら、どのような印象を受ける会見だったのでしょうか?
その答えとなるよう、同日の約10分強のトランプ大統領の演説に、日本語訳をつけて配信している動画が、以下の動画です。
以下は中国共産党政府の支配に反対する「香港大紀元新唐人共同ニュース」の動画なんですが、元の映像は5月29日のアメリカのトランプ大統領の演説であり、そこに日本語訳をつけて、日本人にわかりやすくしたものです。
こうして会見を直接見て聞くと、トランプ大統領が言っている事は、単に武漢ウイルスの感染の失敗から国民の目をそらすために言っている事とは、到底感じられないのではないでしょうか。
もちろん大国の大統領の演説なんですから、そのような意図が裏にないとまでは言いません。
しかしながら、この演説でトランプ大統領が国内外に伝えた趣旨は、中国共産党政府が、「武漢ウイルス」の感染をWHOと共に隠蔽し、世界的に感染を広げた問題による被害がいかに大きいか、武漢ウイルスの感染で苦しむ最中に、日本を含む周辺国へ侵略を強めている問題がいかに深刻か、米国の知的財産権を侵害し、米国民が苦しんでいる問題がいかに甚大か、そして現在の香港での国際条約の保護と香港の人々への弾圧が、どれほど酷い行為か、それを伝える事が趣旨ではないでしょうか。
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を必ずしも使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)
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