2020年9月5日 PJA NEWS)
パタヤ)外人観光客無しだと3~6か月で再起不能に!?現地インタビュー
今週、パタヤの繁華街のウォーキングストリートでレストランやナイトスポット、その他販売店などを経営する経営者たちが、このまま外国人観光客が戻らなければ、あと3~6か月程度で観光客向けの各事業が「完全に再起不能」になってしまうと警告し、タイ政府に対応を求めました。
パタヤ現地メディアのThePattayaNewsが、関連メディアであるSophonTVのインタビュー結果などを元に伝えています。
(パタヤのある店舗の閉店中の看板
写真:ThePattayaNews報道)
今週、パタヤのSophonTVでは、ウォーキングストリートはもちろん、その他を含むエリアでレストランや販売店、ナイトスポットなど、多様な事業を経営する経営者にインタビューを実施しました。
パタヤ市は外国人観光客に特に人気の観光都市で、武漢ウイルスの影響が出る前の昨年までは、世界で19番目に外国人観光客が多く訪れる都市でした。昨年度は前年比でさらに35万人も多く外国人観光客が訪れており、アジアで言うと日本の東京や台湾の台北と同程度の外国人観光客数が訪れていました。パタヤ市の現地住民の方の収入は、一説によると約8割が観光業に関連していると言われているほど、観光業が重要な街です。
しかしながらタイでも、武漢ウイルスの影響で2020年3月からは外国人観光客はそもそも入国も出来なくなり、現在も医療目的の外国人観光客などごく一部を除いて厳しく入国は制限されています。その結果観光都市のパタヤでは、同様に外国人観光客の観光収入が重要な観光地であるタイのプーケットやサムイ島などと同様に経済的に深刻な状況となっており、以下記事の通りホームレスなども増加し治安も悪化、社会問題となっています。
PJA NEWS)パタヤ)さらに増加するホームレス、外人も含む住民が救済対応を要請(動画付き) (2020年8月27日)
https://pattayaja.com/2020/08/27/13900/
パタヤではタイ国内の観光客を呼び込む取り組みをしています。パタヤはバンコクからのアクセスも良い事から、離島などと比べると国内観光客は訪れている方ですが、タイ国内の観光客に魅力的な場所は一部に限られ、パタヤの街では依然として約6割の店舗が閉鎖したままです。
パタヤの事業主たちはインタビューに、夜の街だけでなく、既に一般的なレストランやバー、ショッピング施設などが崩壊してしまってきている事を語っています。
移動手段を提供する各事業やバス会社、旅行会社、ウォーターパークなどの大規模アミューズメント施設からショッピングモール、さらには一般的な食料品店や路上の屋台に至るまで、影響が大きくなっています。また、不動産や家主にも影響が大きくなってきています。
多くのマッサージ店も閉鎖されており、ブーカオ通りの理髪店も閉鎖、ミニマート大手のセブンイレブンやファーストフードチェーンのマクドナルドやバーガーキングなども外国人観光客が居ないことから閉めてしまう事が増えています。
外国人向けの語学学校や料理学校も閉鎖してしまっており、歯科医や美容室、さらに病院ですらも苦しい状況にあります。
パタヤでは実質的に、既に数万人の人が失業してしまっており、街に取り残されたり、故郷に帰ったりしています。
(パタヤ:ウォーキングの「King Seafood」の
Prem Ruedee Saeオーナー
写真:ThePattayaNews報道)
パタヤの繁華街であるウォーキングストリートで「King Seafood」という有名なシーフードレストランを長年経営する、オーナーのPrem Ruedee Saeさんは、メディアからのインタビューに次の通り語っています。
「King Seafoodでは顧客の中心は外国人旅行者であり、現在はタイへの入国が許可されておらず、現在はKing Seafoodは時折、従業員に給料を出すために営業をしているだけの状態となっています。King Seafoodでは、タイ料理とライスをパタヤ在住のタイの人々へ販売していますが、これは売上としても非常に少ないものです。現在、パタヤでは他の多くの事業者も、一日にわずか1000バーツの利益を出すために四苦八苦しています。
パタヤの指導者たちは「Save Pattaya」や「パタヤは生き残らなければならない」と語っていますが、率直な印象としては、タイの国として外国人旅行者の入国を拒否している中で、どうやってそれができるのかがわかりません。」
また、Premさんはタイ政府が現在、タイ国内の観光客を増やそうとしている事について、一定のパタヤへ訪れる人が増加する効果がある事はわかるものの、既に観光業だけでなく全産業に悪影響が及んでおり、多くの人がお金を使わなくなってしまっているので、効果は大きくないと感じているといいます。
Premさんは、タイ政府は単にワクチンがいつかできるかもしれないのを待つだけでなく、観光客を早く呼び戻すための方法を考えて欲しいとかたりました。
報道されている概要は上記の通りです。
インタビュー記事では、他にもウォーキングストリートの土産物屋の販売店の方、バービア経営者の方、ウォーキングストリートのバー「Stones House」の方のインタビュー結果を掲載しており、Stones Houseのオーナーの方は、タイ国内観光客があっても、現在も売り上げは7割減と厳しい状況にある事を語っています。
このように、観光都市のパタヤでは外国人観光客がほぼ居なくなったことで、各事業に大きな影響が出ています。
逆にタイ国内に居る人からすると、人が減って綺麗になったラン島のビーチや、パタヤやジョムティエンのビーチなどでゆっくり出来る面もあるので、4連休など休みの折に、国内旅行に行くには良いのではないでしょうか。
ただし、ホームレスの増加や治安の悪化という問題もあります。特に観光客は狙われやすいという面もありますから、街を出歩く時などは十分ご注意下さい。
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客室例<17階パタヤ湾ビュー>)
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)
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