2020年9月10日 PJA NEWS)
タイ)外国人旅行者受け入れ再開準備、プーケット空港でリハーサル
以下の、来月の2020年10月1日からプーケット、サムイ島、ピピ島で外国人旅行者の受け入れを再開する「プーケットモデル」の案が、タイ政府内で検討されているニュースに続報です。
タイ)どうなる10月の外国人旅行者再開！？政府推進も、地元からは懸念の声も (2020年9月8日)
https://pattayaja.com/2020/09/08/14154/
(Line News版)
2020年9月8日にプーケット国際空港で、この「プーケットモデル」で外国人旅行者の受け入れを再開した場合に備え、入国時の検査などの手順を確認するリハーサルが行われました。
パタヤ現地メディアのThePattayaNewsが伝えています。
プーケット国際空港でのリハーサル
写真:プーケット広報提供
ThePattayaNews報道)
プーケット国際空港の医療部門のDarunee氏は、予定されている検査体制についてメディアに説明しました。
まず入国者は体温スキャンが行われ、37.5度以上の発熱や他の症状などがなければ、待合場所に通されます。
待合場所で、各書類の確認作業が行われます。
タイ入国に必要な書類は現状、ビザやCOE(入国許可証:Certificate of Entry)、検査証明書、fit to fly確認書類、検疫予約書、10万米ドル以上の保険金の健康保険書です。
これらの書類の確認とAOT(タイ空港公社:Airports of Thailand)の行動追跡用アプリを登録、インストールした上で、イミグレーション部門での面談に進みます。
この面接をパスすると入国が認められ、その後は予約してある政府のASQ(政府隔離施設:Alternative State Quarantine)のホテルスタッフが防護服を着て、ASQホテルへ御案内し、ASQ到着後に検疫検査があり、その後は2週間の隔離期間のホテルでの生活となります。このASQのホテル滞在期間も、ホテルのプライベートビーチなどで他の人と接触しない範囲で、ビーチなどを楽しめるようになるのが、この「プーケットモデル」の特徴です。
プーケット国際空港でのリハーサル
写真:プーケット広報提供
ThePattayaNews報道)
尚、発熱などがあった場合、10分ほど時間をおいて再検査の上で、それでも発熱がある場合は、他の人とは一度隔離された上で、病院へ搬送され武漢ウイルスの検査や治療が行われます。
プーケット国際空港幹部によると、この空港での検査手順はバンコクのスワンナプーム国際空港などと同様のものであるということです。
この「プーケットモデル」が実際に広く実施される時期はまだ決まっていませんが、本モデルの試験としてフランス人の方がカンボジアからチャーター機で、このモデルで入国する事が認められているということです。
ただし、前回記事の通りプーケット現地では懸念の声もあり、このモデルが正式に許可されるか、いつから実施されるかは、まだ決定していません。
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※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)
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