2020年9月15日 PJA NEWS)

タイ)外国人観光客の再開へ、最大270日の長期観光ビザ承認

以下の、タイ政府のTAT(タイ政府観光局、Tourism Authority of Thailand)などが、長期滞在の外国人観光客へ向けて、最大270日滞在できる長期の観光ビザの発行を検討していたニュースに続報です。

タイ)最大270日の長期観光ビザ計画!長期の外国人観光客へ (2020年9月5日)
https://pattayaja.com/2020/09/05/14114/

本日の2020年9月15日、タイ政府のプラユット内閣は、この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)について原則的に承認する決定を実施しました。パタヤ現地メディアのThePattayaNewsが伝えています。

(NBT報道)

この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)はこれまで、タイ政府のTAT(タイ政府観光局、Tourism Authority of Thailand)のYuthasak Supasorn総裁が、長期滞在の外国人観光客向けに特別な長期観光ビザを発行することを計画している事を伝えていました。

タイでは以下の通りプーケット、サムイ島、ピピ島から10月にも、隔離期間の2週間を含めた合計3週間を現地で過ごしてから、その後にタイ国内旅行を楽しめるようにする外国人観光客の受け入れ案の検討を進めているため、この動きに合わせた長期滞在の外国人観光客向けのビザをという主旨で検討が進められてきました。

タイ)外国人観光客、10月からプーケットで再開案に基本合意!その内容は? (2020年8月22日)
https://pattayaja.com/2020/08/22/13796/


https://news.line.me/articles/oa-rp11418/a5215c590ab7
(Line News版)

本日、承認された長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)の概要としては以下の内容を、タイ首相府のTrisulee Traisanakul副報道官が伝えました。

1.この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)は、タイに長期滞在を希望する外国人旅行者のために発行されるビザです。

2.この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)の利用者は、タイ政府の指定する検疫、隔離などの措置の全てに同意し、タイ入国時にALSQ(タイ政府指定隔離施設:Alternative Local State Quarantine)で14日間の隔離が行われる事に同意しなければならない。

3.この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)の利用者は、タイ入国時のALSQ(タイ政府指定隔離施設:Alternative Local State Quarantine)での14日間の支払い済みの予約票、もしくは医療機関での支払い済みの隔離期間の滞在予約票に加え、ALSQの後のホテルの支払い済みの長期予約票、もしくはタイのコンドミニアムなどの所有の証拠資料、もしくはタイのコンドミニアムのデポジットなどを支払い済みの予約資料のいずれかを、証拠を添えて提出しなければならない。

これらの条件の上で、タイのイミグレーション部門は長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)を外国人旅行者に発行する事ができます。発行費用は2000バーツです。初回のビザの滞在期限は90日間で、その後は2回までイミグレーション部門で更新を申請することができます。そのため、最大で計270日間のタイでの滞在が可能となります。このビザについては現時点で、2021年9月30日まで有効とされています。

発表を行った同副報道官は、この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)が始まると、1週間に約100~300人程度、一か月に1,200人の観光客が訪れると見込んでいます。

(写真:ThePattayaNews報道)

ただし、現時点では来月の2020年10月のいつから「プーケットモデル」と呼ばれるタイへの外国人旅行者の受け入れモデルが承認され実施されるかが決定されていないため、実際の受け入れは、その決定を待つ事が必要です。

報道されている概要は上記の通りです。

日本人観光客だと、短期旅行がほとんどなので対象とはならないでしょうが、特に地球の北半球が冬のハイシーズンなどは、ロシアや北欧など寒い国々から長期の外国人観光客がタイを旅行する需要が増加します。彼らは短くとも1カ月、長い人だと3~6か月の休暇を取る事も多いため、彼らなら最初の2~3週間はプーケットなど限られた場所で過ごしてのタイ旅行というのも可能性は出てきそうですね。

ただ、上記報道でも伝えられている通り、これまでの所は外国人観光客を受け入れる「プーケットモデル」については反対意見も多く、まだ確定していないため、どうなるかは不透明です。

しかしながら、この受け入れが確定すれば、外国人旅行者の受け入れが約半年ぶりに再開されるかもしれません。

この後はパタヤなども冬のハイシーズンに向かっていきますので、期待されますね。

タイの中でも外国人旅行者の割合の高いプーケットやパタヤなどでは、以下記事の通りホテル業界も苦境に立たされています。

タイ)ホテル業界で100万人失業!?外国人受け入れか政府支援を (2020年9月15日)
https://pattayaja.com/2020/09/15/14320/

この外国人旅行者の受け入れ再開は、初期は月に1200人程度と少ない数が見込まれているものの、ここから拡大していけば業界が回復する事も期待されます。

タイのJPグループの不動産事業部でも、上記の受け入れが確定次第、コンドミニアムの30日以上での予約をされた方などに、デポジット預かりの上で予約票の発行やご案内などを実施の予定です。

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※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

 

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