2020年10月2日 PJA NEWS)

在日ウイグル人の告発を漫画に「日本は昔のウイグルと〇〇が似ている」(マンガ付き)

ウイグル人の方々や香港の方々が、中国の共産党政府に蹂躙され、現在行われいるホロコーストというべき実態。

その実態と悲惨さを伝える日本人の女性の漫画家、清水ともみさんの漫画を、PJA NEWSでは以下の通り御紹介してきました。

在日ウイグル人、日本での中国共産党の脅迫を告発!漫画が反響 (2020年8月6日)
https://pattayaja.com/2020/08/06/13365/

香港騒動とは何か?香港での実態を伝える漫画が反響 (2020年4月17日)
https://pattayaja.com/2020/04/17/10383/

タイ)中国共産党に侵略された悲劇、タイ語漫画で伝える (2020年4月18日)
https://pattayaja.com/2020/04/17/10379/

”中国に消された”国の実情を漫画に!「その國の名を誰も言わない」(2019年9月23日)
https://pattayaja.com/2019/09/23/6560/

中国共産党に侵略された悲惨、その告発を日本人が漫画に(漫画付き) (2019年9月9日)
https://pattayaja.com/2019/09/09/6254/

昨日の2020年10月1日、清水ともみさんが、新たに在日ウイグル人の女性の方の告発を描いた漫画を公開しました。

その漫画がこちら「私の身に起きたこと~とある在日ウイグル人女性の証言~」

PJA NEWSでは清水ともみさんの許可を得て、1ページ目のみを引用して紹介しています。

日本語版の漫画は以下のリンク先で公開されていますので、そちらでご覧下さい。

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと
~とあるウイグル人女性の証言~」
(2020年10月1日)
https://note.com/tomomishimizu/n/n42b085855154
清水ともみさんの許可を得て

1ページ目のみを掲載しています。

「どうかこの平和な日本を、ウイグルのようにしないで下さい」

マンガの中で在日ウイグル人女性のグリスタン・エズズさんは、今の日本を見て、中国共産党に侵略される前のウイグルのようだと語っています。

民族はとても優しく、そこに中国共産党政府がとても友好的な話をしてきた。

役人たちはそれを信じたが、それらは全部嘘で侵略のための罠だった。

力関係が逆転すると態度を豹変させ、臓器売買や強制収容などのホロコーストというべき実態が繰り広げられるに至っているのだから、日本はもっと気を付けて欲しい、日本をウイグルのようにしないでほしいと語っているのが、とても印象的です。

尚、清水ともみさんは日本で売られている異様に原価の安い中国の新疆の衣料品について、そのルーツがまさにこの強制収容や強制労働が行われているウイグル人たちの土地である問題を問う短編漫画も発表しています。

<日本語版:漫画>
「シャツの背景」(2020年9月12日)
https://note.com/tomomishimizu/n/n61da4bbcaa2d

清水ともみさんの許可を得て

1ページ目のみを掲載しています。

この問題は、昨年の2019年には既に以下のNewsWeekの日本語版の通り問題が指摘されています。

ただ単に安ければ、それがウイグルでの人権弾圧や強制労働により作られた商品でもいいというのか、それを実質上知りえる状況にありながら、ここまで拝金的な事業を日本を含む各国の大企業が行っていていいのか?という論点となり、国際的な大企業の倫理観が各国で厳しく問われています。

ウイグル弾圧で生産された「新疆綿」を日の丸アパレルが使用?(2019年11月26日)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13477.php

日本の安倍首相(当時)も漫画を読む、ウイグル人女性たちと対話も

ウイグル人の実情の告発を描いた、日本人女性の清水ともみさんの漫画。

英語やフランス語は勿論、タイでもタイ語にも翻訳されて公開され、海外でも反響が大きくなっています。

海外の大手メディアでも、ワシントンポスト、ガーディアン、ブルームバーグ、CNN、アルジャジーラなどが取り上げ、大きな反響を呼んでいます。

以下は、ガーディアンが清水ともみさんのウイグル人女性の告発の漫画を紹介し、250万ビューの反響を呼んでいる事を伝える昨年11月の記事です。

TheGuardian)’What has happened to me’: manga depicting Uighur torture hits 2.5m views (2019年11月26日)
https://www.theguardian.com/world/2019/nov/26/what-has-happened-to-me-manga-depicting-uighur-torture-hits-25m-views

日本でも、安倍首相(当時)が側近の方の勧めで読んでくれたとのこと。

さらに、日本でのウイグル人女性の集まりに安倍首相夫人(当時)が来てくれて、携帯電話で安倍首相(当時)とつなぎ、ウイグル人女性の一人一人に声をかけた事があったというエピソードを、日本人の女性ジャーナリストの方が明かしてくれています。

(安倍晋三前首相
写真:自民党資料より)

現在、中国共産党政府の侵略やホロコーストというべき住民への弾圧は、ウイグルやチベットだけでなく、香港にも広がり、今は日本を含む周辺国各国に侵略的野心を露わにして拡大の一途にあり、日本も非常に危険な状況にあります。

日本においては、ウイグル人女性の方も語っている通り、日本の国防の問題が非常に大きくなっている事を認識する事が必要です。

日本においては、国防の問題を認識する事が必要

中国の武漢から広がっている武漢ウイルスにより、現在は日本や米国の一般市民にも甚大な被害が出ています。同時に米軍にも大きな被害が出ており、在日米軍においても高官も含めて感染者が多く出ています。しかし、このような折も中国共産党政府によるアジアへの覇権主義が止まるわけではありません。むしろ軍事的挑発は高まっており、国防においての危機を迎えています。

日本としては非常に心配される現状となっています。日本ではこれまで、多くのメディアがこのような国防の問題を大きく取り上げる事は少なく、国民で議論をする以前に、そもそも多くの日本国民は、このような問題が起きている事を知らない状況にありました。

しかし危機がより大きくなってきた現在、ようやく日本でもこのような問題が報じられるようになり、この問題意識も高まりつつあります。

覇権主義を膨脹させ脅威を増している中国共産党政府の動きを牽制し、日本を含めたインド太平洋地域の安全を確保するために、米軍、日本の防衛省の自衛隊、そして関係各国の必死の尽力が行われています。

PJA NEWSでは、多くの人がこのような現実をまず知ることができるよう、積極的にこのような問題や取り組みについても掲載し伝え、米軍、自衛隊の取り組みを応援しています。

以下にPJA NEWSの過去記事として、日本と米国を守るために尽力する米軍や日本の自衛隊の取り組みを伝える記事や、この中国共産党政府に侵略された国の人がどうなったかを伝える記事などの過去記事を掲載します。

タイ)独占取材!米軍の慈善活動に自衛隊が参加、米軍から称賛の声
https://pattayaja.com/2020/02/27/8838/

東シナ海で米軍実質空母Americaと海自あけぼのが日米合同訓練!中国を牽制
https://pattayaja.com/2020/04/12/10163/

アンダマン海で米海軍Gabrielle Giffordsと海自てるづきが日米共同訓練
https://pattayaja.com/2020/04/09/10060/

中国共産党に侵略された悲惨、その告発を日本人が漫画に(漫画付き)
https://pattayaja.com/2019/09/09/6254/

”中国に消された”国の実情を漫画に!「その國の名を誰も言わない」
https://pattayaja.com/2019/09/23/6560/

新疆ウイグル、収容者数百人を目隠しで護送か、動画流出(動画付き)
https://pattayaja.com/2019/10/07/6890/

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと
~とある在日ウイグル人男性の証言2」
(2020年7月31日)
漫画は以下からご覧いただけます。
https://note.com/tomomishimizu/n/neac6083dd4e6
※作者の清水ともみさんに許可を得て、表紙のみ引用しています。

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと」
~とあるカザフ人女性の証言~ (2020年4月20日)

漫画は以下からご覧いただけます。
https://note.com/tomomishimizu/n/n8d40006e6fac

(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと
~とある在日ウイグル人男性の証言」
(2020年2月20日)
漫画は以下からご覧いただけます。
https://note.com/tomomishimizu/n/ncb65dd3a141e

※作者の清水ともみさんに許可を得て、表紙のみ引用しています。

<日本語版:漫画>
「#祈戦」(2020年1月10日)
漫画は以下からご覧いただけます。

https://note.com/tomomishimizu/n/nb07dad4bec2d
(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

<日本語版:漫画>
「私の身に起きたこと」
~とあるウイグル人女性の証言~ (2019年8月31日)

漫画は以下からご覧いただけます。
https://note.mu/tomomishimizu/n/nfd4c33d0fcdf
(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

<日本語版:漫画>
「その國の名を誰も言わない」

漫画は以下からご覧いただけます
https://note.com/tomomishimizu/n/ned24c90d3db1

(作者の清水ともみさんから許可を得て掲載しています)

<日本語版:漫画>
「香港に栄光あれ」(2019年12月20日)
漫画は以下からご覧いただけます。
https://note.com/tomomishimizu/n/nf3ce56eff9aa

このデモ隊のテーマソング「香港に栄光あれ」。

この歌を歌う模様を伝えた日本のANN Newsの2019年9月15日のニュース動画が以下のものです。

日本では残念ながら、この歌の趣旨や、中国共産党政府に支配された香港の人たちが、決死の思いで歌う歌の思いは、ほとんどの人に伝わっていません。

だからこそ上記のマンガの「#祈戦」の冒頭にあるように、「日本の渋谷のハロウィンのバカ騒ぎ」ぐらいに思われている事がほとんどなのです。

<マルティン・ニーメラーの詩
「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき<Als die Nazis die Kommunisten holten>」より(*)」>

「ナチスが共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった。
 私は共産主義者ではなかったからだ。

 社会民主主義者を牢獄に入れたとき、私は声をあげなかった。
 私は社会民主主義ではなかったからだ。

 労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった。
 私は労働組合員ではなかったからだ。

 ユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった。
 私はユダヤ人ではなかったからだ。

 そして、ナチスが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった」

上記はナチス時代のドイツの牧師で、ナチスの教会に対する国家管理への反対をしたことによってナチスに捕らえられ、1937年から1945年にザクセンハウゼン強制収容所とダッハウ強制収容所に収容されたマルティン・ニーメラーの言葉です。

上の言葉は、このような議論をする時に思い出させられる言葉です。

(*)マルティン・ニーメラー

マルティンはナチスに強制収容所に8年間収監された後、ホロコーストで殺される事を免れて生還しました。

その後、自分には関係がないと声をあげなかったことが、いかに愚かな事だったかと再三にわたりスピーチを行っており、その言葉の日本語訳が上記のものです。
この
スピーチは相当数にわたり行われており、内容は都度微妙な違いはありますが、ドイツ語で行われた際のスピーチの原文の一つ以下の通りです。

Als die Nazis die Kommunisten holten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Kommunist.

Als sie die Sozialdemokraten einsperrten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Sozialdemokrat.

Als sie die Gewerkschafter holten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Gewerkschafter.

Als sie mich holten, gab es keinen mehr, der protestieren konnte.

マルティン・ニーメラー(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%BC

 

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https://pattayaja.com/2020/10/02/14771/

 

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客室例<17階パタヤ湾ビュー>)

 

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

TPN National News(英語版)

 

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