タイ)日本からのSTV(特別観光ビザ)によるタイ入国は不可！日本は「中度感染危険国」

2020年11月5日　PJA NEWS)

タイ)日本からのSTV(特別観光ビザ)によるタイ入国不可！日本は「中度感染危険国」

タイでは外国人観光客の入国が、STV(特別観光ビザ)による入国という形で順次再開されており、受け入れ態勢の拡充も進められています。

続報:タイ)閑散としたプーケットやサムイ島、プラユット首相が訪問
https://pattayaja.com/2020/11/02/15689/

続報:タイ)外国人観光客受け入れ、中国の広州から145人が入国
https://pattayaja.com/2020/10/27/15507/

在東京タイ王国大使館のシントン・ラーピセートパン大使は2020年10月29日、日本の沖縄で開かれた「ツーリズムEXPOジャパン2020」に参加し、タイの観光業について語りました。

(2020年10月29日
「ツーリズムEXPOジャパン2020」<沖縄>にて
写真:在東京タイ王国大使館)

タイのシントン大使は、タイは強靭で持続可能な観光業界の発展を目指す事を語りました。

その上で、タイ政府は新型コロナウイルス感染リスクの低い国からの外国観光客へビザを発給し、外国人観光客の入国の再開を進めている事を説明しました。一方で、タイ政府は入国後の14日間の隔離等感染対策を強化し、衛生面の安全確保と経済復興のバランスを図るよう努めている事を説明しました。

(2020年10月29日
「ツーリズムEXPOジャパン2020」<沖縄>にて
写真:在東京タイ王国大使館)

このような取り組みにより、現在は中国からの外国人観光客の受け入れがSTV(特別観光ビザ)により行われています。

この取り組みは今後は感染リスクの低い国として欧州の一部の国などで進められる予定です。

続報:タイ)入国規制後に初の外国人旅行者！中国から39人が到着　(2020年10月21日)
https://pattayaja.com/2020/10/21/15329/

(写真:Naew Na/Associated Press
The Pattaya News報道)

このSTV(特別観光ビザ)によるタイへの外国人観光客の受け入れ。

これは以下記事で記載の通り、タイ公衆衛生省とタイ観光局が、STV(特別観光ビザ)は感染のリスクの少ない「低リスク国」からの訪問者のみを対象とする事を確認したと発表していましたが、しかしながら、この「低リスク国」の定義はどのようなものなのか、具体的に現在はどの国が「低リスク国」なのか、その詳細の発表はしばらくされていませんでした。

タイ)長期滞在の外国人観光客、受け入れる「低リスク国」とは？
https://pattayaja.com/2020/10/05/14864/

(タイNBT報道)

そこで日本も含めて、各国のタイ大使館などへSTVへの申請が行われていました。

しかしながら、このSTV(特別観光ビザ)の日本での発給にについて在東京タイ王国大使館は、今月の2020年11月1日時点で日本はタイの保健省の指定において「中度感染危険国」に指定されており、タイ政府のSTV(特別観光ビザ)による外国人観光客の入国と滞在の許可は「低度感染危険国」のみを対象としていることから、日本からの外国人観光客の入国は許可されていない事を発表しました。

ただし、このタイ保健省の危険国指定リストは毎月15日、30日に更新されるため、今後日本の感染が抑えられ、「低度感染危険国」に更新された場合は、STV(特別観光ビザ)による日本からの外国人観光客のタイ入国が認められるように変わる可能性があります。

今後の更新があった場合は、改めて在東京タイ王国大使館から発表が行われる予定です。

日本からのタイ観光旅行希望者の間でも話題となっているSTV(特別観光ビザ)によるタイ入国ですが、残念ながら日本は中度感染危険国指定がされていることから対象外と発表されました。

日本での感染が収束し、日本が早く「低度感染危険国」と指定されるといいですね。

PJA NEWSでも、今後の日本の指定の更新などがあった場合は、続報を掲載の予定です。

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https://pattayaja.com/2020/10/30/15607/

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客室例<17階パタヤ湾ビュー>)

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)