2021年3月18日 PJA NEWS)
続報:タイ)来月の水かけ祭り、文化省は伝統的な祭りのみ許可 パタヤのWan Laiは？
以下の、パタヤ市では例年、外国人観光客も含めて多くの人が訪れる大規模なイベントとなっている、4月のタイのソンクラーン(水かけ祭り)の中のWan Laiのイベント予定について続報です。
前回記事:パタヤ)どうなるソンクランのWan Lai！？市長は実施予定、タイ政府は金曜に決定
https://pattayaja.com/2021/03/17/19382/
2021年3月5日、パタヤ市のソンタヤー市長は、来月に予定されているソンクラーンのイベントをパタヤ市が実施する方針を発表しました。4月19日には大イベントの「Wan Lai」も実施予定としています。
このソンクラーン(水かけ祭り)のイベントについて、タイ政府のCCSA(コロナ対策担当：Covid-19 Coronavirus Situation Administration)は、感染防止のためにタイの伝統的な水かけ祭りのみを実施するべきで、路上で水をかけあうような、人が密集する行為は避けるべきだという意見が多く出ています。
そんな中、タイ政府のItthiphol Kunplome文化相は、来月の水かけ祭りは伝統的な水かけ祭りのみを許可する方針を語りました。
バンコクのカオサン通りなどは、歩行者天国にはするものの、そこで水をかけあうような行為は禁止する方針を伝えています。
尚、Itthiphol Kunplome氏は元パタヤ市長(2008年～2016年)で、現パタヤ市長のソンタヤー氏の兄弟にあたります。
写真:タイ文化省)
タイの伝統的な水かけ祭りは今年は2021年4月10日～15日に予定されており、タイで最大級の連休でもあります。
以下の写真のように水をかけあう祭りで、今年はこれを人が密集しすぎない程度にして、感染防止に配慮して実施したいというのがタイ政府のCCSAでの多数派の意見です。
一方で、パタヤ市では2021年4月19日に、外国人観光客なども多数参加しての大イベント「Wan Lai」も予定されています。
これは例年10万人以上が参加し、ビーチロードなどを中心に路上で込み合って水をかけあう(伝統的ではない)特別な祭りとなっていて、観光客需要を得たい観光都市のパタヤ市としては、地元の事業者などからの要請もあるため、開催を希望し開催予定とされています。
写真：The Pattaya News)
CCSAは明日の2021年3月19日に、本件について会議を行う事を伝えていました。
その一方で、タイの文化相が伝統的ではない水かけは禁止する意向を語った事で、パタヤのWan Laiの実施が今後どうなるのか、注目が集まっています。
尚、タイのバンコク都では昨日の2021年3月17日だけでも、167人もの武漢ウイルスの新規陽性確認者が発見されており、この感染防止の重要度が高いことから、より注目度が高まっています。
パタヤ市でのソンクラーン(水かけ祭り)、Wan Laiの実施予定について変更があった場合は、PJA NEWSでも続報を掲載の予定です。
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(写真:Tasty提供
ThePattayaNews報道)
(動画はPJA会員のYouTube「KuLost FPV」さん撮影
動画のフルサイズ表示(You Tube版)はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=YI1xMMxtPTU )
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)
TPN National News(英語版)
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