2021年6月25日 PJA NEWS)

在外邦人の一時帰国ワクチン接種、8月1日から開始 ファイザー製、隔離期間は3週間

以下の、日本政府が今年の8月から、在外邦人が日本に一時帰国をしてワクチン接種が迅速に受けられるようにする取り組みを進めているニュースに続報です。

在外邦人の一時帰国ワクチン接種、今夏開始予定 隔離期間等どうなる?
https://pattayaja.com/2021/06/22/21750/

この一時帰国でのワクチン接種については、2021年6月21日に加藤勝信官房長官が記者会見で、夏以降に「成田、羽田の両空港、またはその周辺で接種を開始する方向で、関係省庁において準備を進めている」と説明していました。

(加藤勝信官房長官
写真:内閣広報室<日本>)

本日の2021年6月25日、日本の茂木敏充外相は、この一時帰国でのワクチン接種を今年の2021年8月1日から開始する事を発表しました。

実施期間は2021年8月1日から2022年1月上旬までを予定しており、対象は日本国籍の邦人、もしくは再入国出国中の外国人(対象は入管特例法上の特別永住者及び入管法別表第二で定められる在留資格保持者)で、転出届を提出済みで日本国内に住民票を有しておらず、接種を受ける日に12歳以上である希望者です。

接種を受けるには、インターネット上で来月の2021年7月中旬~下旬に開設される予定の、特設予約サイトでの事前予約が必要です。

ワクチン接種を行う会場は、日本の成田空港、羽田空港の入国後のエリアに設置される特設会場で接種を受ける事が可能となり、この会場での接種の場合は、ファイザー製のワクチン接種が行われます。他に、職域接種会場で接種を受ける場合はモデルナ社のワクチンを接種する場合があり、この場合は対象は接種を受ける日に18歳以上である方が対象となります。

ワクチン接種の費用は無料です。ただし、ワクチン接種以外の待機場所での待機費用や移動費用などは自己負担となります。

(茂木敏充外相
写真:内閣広報室<日本>)

大きな流れとしては、日本入国時は、通常の日本への入国の際の水際対策と同様に、陰性証明書の提出やアプリのインストールと利用などの誓約書、その後の待機場所での待機などが求められます。

この水際対策では現在、日本入国前の14日以内に変異株流行国・地域やB1.617指定国・地域に指定される国に渡航・滞在歴がある場合は、検疫所が確保する宿泊施設で、検疫所長の指定する場所での3日間の待機と、その後の感染検査が求められていますので、これも同様です。

タイは今月の2021年6月1日に対象国に指定されています。これについては、8月1日からの一時帰国ワクチン接種の実施の折にどうなっているのかは現時点ではわかりませんので、最新情報を確認してから計画をする事が必要です。

この邦人の日本入国時の水際対策対策については、厚生労働省において以下内容が掲載されていますので、こちらをご覧下さい。

厚生労働省)水際対策に係る新たな措置について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

注目されていた1回目の接種と2回目の接種の期間の待機ですが、ファイザー製のワクチンの場合、1回目と2回目の接種の間は3週間以上が必要とされています。

この3週間以上の待期期間については、上記の対象国からの入国となった場合は、現状は検疫所が確保する宿泊施設で3日間待機し、その後に再度検査を受ける事が必要となっています。

その上で陰性であれば、その後の残りの期間は自宅等の指定された待機場所での待機が必要とされています。この移動の際は、海外から日本へ入国した際の一般的な対応と同様に、公共交通機関などは利用できません。

これについては、在外邦人の場合は自宅と言っても、地方の実家などに移動する人も多いと思いますが、この点について外務省はPJA NEWSの取材に、この移動にはタクシーやハイヤー、もしくはレンタカーなど、公共交通機関以外の手段での移動をする事が想定されているという事を説明しています。

このようにして3週間の待機の後に、ワクチン接種会場に移動して2回目の接種を実施します。このワクチン接種が完了した後は、接種日、接種場所、接種したワクチンのメーカー、ワクチンのロット番号、医師名等が記載された「接種記録書」が渡され、ワクチン接種を完了した事が証明されます。

上記が、一時帰国ワクチン接種の概要です。

外務省では以下サイトに詳細な内容を掲載していますので、以下で詳細内容をご確認下さい。

外務省)海外安全ホームページ
「日本での新型コロナウイルス・ワクチン接種を希望する海外在留邦人等の皆様へのお知らせ」https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/vaccine.html

在外邦人の日本への一時帰国でのワクチン接種は2021年8月1日から開始される事となりました。

ファイザー製のワクチンで3週間以上の隔離があるものの、日本の自宅等で3週間滞在できる人は、日本へ一時帰国をしてワクチン接種をし、その後は日本の「接種記録書」を元に、ワクチンパスポートなどの制度で隔離を避けて帰国するという事も可能となってくる見込みです。

尚、ファイザー製のワクチンの場合は2回目の接種の後に、発熱などの副反応が出る事がある事がわかってきていますので、実施を希望する場合は、これも想定して無理のないスケジュールで計画をする方がいいでしょう。

上記を考えると、以下記事の通り自民党の青山議員が求めたような、在外公館でのワクチン接種が実施されれば、隔離なども必要なく、より利便性が高い内容となりますので、このようなワクチン接種も求める声が増えそうです。

在外邦人へのワクチン支援、在外公館での接種も求める 自民:青山繁晴議員
https://pattayaja.com/2021/06/05/21398/


全画面表示は以下から
https://youtu.be/tOTUSD14vfQ

以下記事の通り、タイでは一昨日の2021年6月23日から、在タイ仏人の対象者向けに、無料での一回接種型のワクチンを、在タイフランス大使館がタイ全土の8病院で既に実施しています。このような取り組みが、在タイ邦人向けにも実施されるようにして欲しいという要望も出ています。

タイ)在タイ仏人向けワクチン接種開始、タイ全土の8病院で
https://pattayaja.com/2021/06/23/21773/

(2021年6月23日
タイNBT報道)

※期間限定!Tasty各店ミニマートで北海道宗谷岬牧場産の「すき焼き肉」セール!ステーキ肉、焼肉も

チョンブリ)期間限定!北海道の宗谷岬牧場の特上すき焼き肉割引!在宅応援(PR)
https://pattayaja.com/2021/05/08/20657/

(写真:宗谷岬牧場
https://soyamisaki-farm.co.jp/ )

チョンブリ)Tastyに新ドリンクメニュー!シラチャにはまもなく「おにぎり」も(PR)
https://pattayaja.com/2021/05/06/20581/

チョンブリ)北海道宗谷岬牧場の黒毛和牛と国産牛の焼肉!Tastyで特売(PR)
https://pattayaja.com/2021/04/23/20233/

(写真:Tasty)


動画のフルサイズ表示(You Tube版)はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=UMrWYXN2Q5A

The Pattaya News報道)Tastyパタヤ店の「ステーキフェア」
https://thepattayanews.com/2021/03/31/tasty-minimart-grill-bar-and-cafe-in-pattaya-and-si-racha-updates-their-menu-for-april-2021/

(Tastyパタヤ店の「ステーキフェア」
写真:The Pattaya News報道)

パタヤ)今日から規制緩和!UnixxのJPグループ月間賃貸半額を5月末まで延長!(PR)
https://pattayaja.com/2021/02/01/18377/


※画面フルサイズ表示は、以下のYouTubeから
https://www.youtube.com/watch?v=S0oFjJ2bCDs

(JP’s Unixx Residence Club
客室例<17階パタヤ湾ビュー>)

パタヤのTastyで、北海道ビーフやTastyビーフなど特売中!お店で食事も

パタヤの以下のTastyは、2階のGrill Bar & Cafeも本日の時点では、感染防止対策をしっかりとして営業中です。また1階のミニマートでは、自宅での食事ぐらいは楽しんでいただけるよう、北海道産のA5黒毛和牛のすき焼き肉や、Tastyビーフのステーキ肉などを販売しています。


(動画はPJA会員のYouTube「KuLost FPV」さん撮影
動画のフルサイズ表示(You Tube版)はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=YI1xMMxtPTU )

 

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

TPN National News(英語版)

この記事が気に入ったら
いいね ! シェア ! しよう

タイ情報で、にほんブログ村ランキングに参加中! 見ていただいた記事には、是非以下にクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へランキングにクリック!