タイ)CCSAが規制緩和、隔離期間を最短7日に短縮を発表！10月1日から

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2021年9月27日　PJA NEWS)

タイ)CCSAが規制緩和、隔離期間を最短7日に短縮を発表！10月1日から

(写真:ThePattayaNews報道)

本日の2021年9月27日、タイ政府のCCSAはプラユット首相も同席する会議を行い、タイ国内で武漢ウイルスの国内感染がピークアウトしてきている現状を受けて、来月からの規制緩和、隔離期間の短縮の実施を決定し会見で発表しました。

前回記事)タイ)CCSAが来週月曜に規制変更検討、非常事態宣言や隔離など注目
https://pattayaja.com/2021/09/24/24690/

タイの全国ニュースを伝えるTPN National Newsが伝えています。

まず、本日のCCSAの決定は会見での発表であり、この後に明日に内閣で承認され、その後は各都県の首長の命令で有効とされて、2021年10月1日から法的に有効となる見込みのものですので、その点にはご注意ください。

本日のタイ政府CCSAから発表された規制緩和、隔離期間短縮の概要は次の通りです。

まず、タイ政府のTaweesilp Visanuyothi報道官は、タイの非常事態宣言については終了せず、来月の2021年10月から11月末日まで延長されたことを発表しました。以下記事の通り、非常事態宣言は感染病法での規制に移行する提案がされていましたが、これは採用されませんでした。

タイ)感染ピークアウト、非常事態宣言を感染病法に移行検討
https://pattayaja.com/2021/09/22/24654/

また、タイ政府CCSAが2021年8月3日から現在において定義している「Dark Red」指定エリアの29都県については、定義は10月1日からも変更はないことを説明しました。

(タイNBT報道)

次に、「Dark Red」指定エリアで現在施行されている夜間外出禁止令については、その時間を短縮し、夜10時から朝4時に緩和することが発表されました。これにより、各事業は夜9時まで営業をすることが許可されます。

「Dark Red」指定エリア内では、新たに規制緩和による再開許可が多数発令されました。

まず、託児所、公立図書館、美術館、教育センターが、キャパシティーの75％までを条件として再開が許可されます。この際、感染予防対策のマスクの着用や社会的距離の確保などが必要です。

ネイルサロン、タトゥーショップ、マッサージ屋、スパは、予約済みの顧客に対して、お客一人につき2時間までのサービスで営業が許可されます。

屋内のフィットネス施設であるジムやフィットネスセンターも営業が許可されます。(ただし、ここについてはキャパシティーの何パーセントまで入ることが許可されるかについて、複数の情報があるため、詳細はこの後の都県からの命令書面を確認することが必要です。)

映画館も、キャパシティーの50％までという条件で営業が許可されます。
レストランでのライブのミュージックも、一日に五組までで、かつ歌手の方以外はマスク着用義務があるという条件で演奏が許可されます。

展示会や会議室は、引き続き大人数が集まることを防止するために閉鎖されます。ナイトスポットのバーなども閉鎖されます。

なお、酒類の公共の場所や飲食店での販売、提供は引き続き禁止されます。

タイ国内の規制緩和について、本日の発表の概要は上記の通りです。より詳細は、この後の内閣の承認と、その後の各都県の発表での確認が必要です。

(写真:Thansettakij
ThePattayaNews報道)

次に、海外からタイ入国時の隔離期間については、タイの公衆衛生省からの提案を受けて、短縮することが発表されました。

海外からタイに入国する方がワクチン接種を証明できる場合、隔離期間を現状の14日間から7日間に短縮する方針です。

なお、この証明がない場合は、空路の場合は10日間に短縮、陸路や海路などその他の場合は現状の14日間の隔離とします。

また、「Sandbox」プロジェクトと同様に、隔離期間中も許可された場所への移動は認められますし、フードデリバリーや、短時間の許可されたビジネス会議は許可されることが可能となりました。

他にも、隔離期間中の武漢ウイルスの感染検査は現状の3回から2回へ減らされます。

最後に、プーケットではじめられた「Sandbox」を参考として、バンコク都やチョンブリ県の一部などでワクチン接種証明のある外国人旅行者を隔離無し、もしくは緩和して受け入れる提案ですが、この実施は2021年11月1日からに延期されました。

ワクチン接種率が目標値に達しておらず、10月1日の時点では開始できないという判断となりました。

パタヤ)観光相、外国人観光客受け入れ方法協議　金曜にCCSAへ提案
https://pattayaja.com/2021/09/13/24403/

現時点で、11月1日からの隔離無し、もしくは緩和で海外からの入国者を受け入れる目標の対象地域は、バンコク都、Krabi、Phang Nga、チョンブリ県(パタヤ、ジョムティエン、バンサレー)、チェンマイです。

なお、タイ政府は2021年12月1日から、2022年1月1日から、それぞれ以下の対象エリアで隔離無し、もしくは緩和しての受け入れを拡大する目標です。

2021年12月1日から(目標)

Chiang Rai, Mae Hong Son, Lamphun, Phrae, Nong Khai, Sukhothai, Phetchabun, Pathum Thani, Phra Nakhon Si Ayutthaya, Samut Prakan, Trat, Rayong, Khon Kaen, Nakhon Ratchasima, Nakhon Si Thammarat, Trang, Phatthalung, Songkhla, Yala, Narathiwat.

2022年1月1日から(目標)

Surin, Sa Kaeo, Chanthaburi, Tak, Nakhon Phanom, Mukdahan, Bueng Kan, Udon Thani, Ubon Ratchathani, Nan, Kanchanaburi, Ratchaburi, Satun.

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https://pattayaja.com/2021/08/04/23250/

動画:AMS
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※画面フルサイズ表示は、以下のYouTubeから
https://www.youtube.com/watch?v=S0oFjJ2bCDs

(JP’s Unixx Residence Club
客室例<17階パタヤ湾ビュー>)

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)