タイ)CCSAが規制緩和決定、Dark Redを23都県に減少等　今週土曜から

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2021年10月14日　PJA NEWS)

タイ)CCSAが規制緩和決定、Dark Redを23都県に減少等　今週土曜から

以下記事でお伝えしていた、タイ政府CCSAの規制緩和検討会議について続報です。

タイ)明日に政府が規制緩和検討、緩和提案の概要
https://pattayaja.com/2021/10/13/25096/

本日の2021年10月14日、タイ政府のCCSA(コロナ対策担当：Covid-19 Coronavirus Situation Administration)は、今月後半の規制について見直しを行い、規制緩和を決定しました。この規制緩和は、明後日の2021年10月16日から実施され、少なくとも10月31日まで実施をした上で、月末までに再度見直しを行う予定です。

タイ政府のTaweesilp Visanuyothin報道官が発表しました。この発表について、タイの全国ニュースを伝えるTPN National Newsが伝えています。

(写真:TPN National News報道)

会見において、まずタイのプラユット首相が2021年10月11日の夜に会見で、11月1日から低リスク国からのワクチン接種済みの空路での入国者に、隔離無しでの入国を認めることを発表したことについて説明し、これを基本的に承認することを説明しました。

続報:タイ)11月1日から、低リスク国からのワクチン接種者の隔離無し受け入れ
https://pattayaja.com/2021/10/11/25045/

来月からの、低リスク国の10か国からのワクチン接種者の空路での入国の際に隔離無しで受け入れる内容については、入国者は出発前にPCR検査を受け陰性を証明すること、タイ到着後に再度検査を行うことなどが方針として説明されており、かつ感染防止のために対策が講じられることが説明されています。

なお、この場合は海外からタイへの到着後は、陰性の検査結果が出るまでは移動できないのかどうか、タイ国内のどの地域でも自由に移動してよいのかなどは、まだ発表されていません。

また、11月1日の時点で対象となる「低リスク国」には、これまでプラユット首相の説明で言及された英国、米国、ドイツ、シンガポール、中国の他には、どの国が含まれるのかについても発表はされておらず、これは今後管轄の公衆衛生省が検討し、決定する予定です。

なお、この来月からの実施については、TPN National Newsも、方針は決定されているものの、厳密に法的な話でいうと、これから詳細含めて政府内で承認され決定されるべきものであり、現時点では概要を予定として発表していることを説明しています。

続いて、タイ国内の規制緩和について説明します。

タイ国内においては、まずCCSAが定義する「Dark Red」指定エリアを、現在の29都県から23都県に減少させることが発表されました。

新しい「Dark Red」指定エリアの範囲は以下の通りです。

(画像:TPN National News報道)

新しい「Dark Red」指定エリアの23都県は以下の通りで、PJA NEWSでは先にお伝えしていた通り、邦人が多く居住するチョンブリ県は「Dark Red」のまま変更はありません。

CCSAの指定する「Dark Red」指定エリアの23都県(2021年10月16日から31日)

Bangkok, Kanchanaburi, Chantaburi, Chonburi, Chachoengsao, Tak, Nakhon Pathom, Nakhon Nayok, Nakhon Sri Thammarat, Narathiwas, Nonthaburi, Pathum Thani, Prachinburi, Pattani, Ayutthaya, Yala, Rayong, Ratchaburi, Songkhla, Samut Prakan, Samut Songkram, Samut Sakhon, Chanthaburi

次に、「Dark Red」指定エリアでの規制緩和について発表がありました。

夜間外出禁止時間は、これまでの夜10時から朝4時から短縮され、夜11時から朝3時になります。

これにともない、いくつかの事業の営業可能時間は、現在の夜9時までから夜10時までに延長されます。

また、ゲームセンターなどは営業再開を許可されます。(ただし、実際に各都県で営業再開が許可されるかどうかは、各都県の判断によります。)

ナイトスポットのバーやエンターテインメント施設、アミューズメント施設などは、引き続き閉鎖されます。

ホテルの会議室、展示会場、会議センター、展示施設などは、感染防止ルールを適用した上での営業再開が許可されます。(詳細は、各都県の判断と命令によります。)

発表された決定内容の概要は上記の通りです。

なお、タイ内務省、タイ公衆衛生省、タイ政府CCSAは、月末にエンターテインメント施設については改めて規制について見直しを行う予定であることを説明し、対象事業者には、再開に向けてワクチン接種の推進、換気の徹底などを実施しておくように求めました。

これは、いつ再開するかを確約するものではありませんが、近い将来に再開を許可する方針を説明したものです。

上記の規制緩和は、明後日の2021年10月16日から有効となります。ただし、実際に各都県において法的に有効になるには、各都県の首長が判断し命令をすることが必要ですので、より詳細な内容は、各都県からの命令を確認の上で、必要に応じて当局に相談の上で対応をすることが必要です。

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客室例<17階パタヤ湾ビュー>)

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)