タイ)CCSAが一部規制緩和を発表、チョンブリ県は「Orange」に緩和

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2021年11月26日　PJA NEWS)

タイ)CCSAが一部規制緩和を発表、チョンブリ県は「Orange」に緩和

本日の2021年11月26日、タイ政府のCCSA(コロナ対策担当：Covid-19 Coronavirus Situation Administration)は、来月の2021年12月1日からの規制緩和について大規模な検討会議を行いました。

タイ)どうなる規制緩和？本日タイ政府CCSAが検討会議、決定に注目
https://pattayaja.com/2021/11/26/25947/

本日の検討会議では、非常事態宣言の延長の有無、タイへの入国規制の緩和の有無、タイ国内で閉鎖が続いているナイトスポットの再開の有無、各都県の規制緩和の有無などが検討され、本日先ほど、これについてCCSAの決定が行われ一部規制緩和が発表されました。

タイの全国ニュースを伝えるTPN National Newsが伝えています。

(写真:isranews
TPN National News報道)

本日タイ政府CCSAが発表した一部規制緩和について、大きなポイントとしては以下の内容があります。

―タイ政府CCSAが定義する、タイの各都県の感染危険区分が緩和され、パタヤやシラチャのあるチョンブリ県は「Red」から「Orange」に変更されました。これにより、規制緩和がされた都県の首長が今後決定をすることで、規制緩和が可能とされました。

－タイ政府の非常事態宣言の延長の有無については、来年の2022年1月末まで延長することが提案されました。これについては閣議決定の上で、延長されることが決定する見込みです。

－ナイトスポットの再開については、もともと予定されている来年の2022年1月16日から再開が許可される予定となりました。ただし、CCSAは今後も状況によっては、再開が早められる可能性があるとしています。

－パタヤやシラチャのあるチョンブリ県では、今後は首長である知事の決定により、飲食店での酒類の販売、提供が許可されることが可能です。これについては、県の命令を待つことが必要であり、現時点では、これがいつ行われるか、もしくは行われないかは不明です。

タイ政府が、今回の武漢ウイルスのタイ国内感染を受けて非常事態宣言の延長を行うのは、本日の実質的な決定で15回目となります。これまでに、非常事態宣言の延長をせずに、タイ国内法のcommunicable disease laws(感染症病法)で対応をする案などは検討されましたが、本日のCCSAの会議では非常事態宣言の延長をプラユット内閣に提案することが決定されました。

この後はタイ政府のプラユット内閣が閣議で決定して承認することとなりますが、これは当然ながら承認されるものと見られており、実質的な決定というべきものとなっています。

また、タイ政府CCSAはタイ国内各都県の新たな感染危険区分を発表しました。

(資料:タイ政府CCSA
TPN National News報道)

2021年12月1日から施行される新たな感染危険区分では、23県が「Red」に、23県が「Orange」に、24県が「Yellow」に、7都県が隔離無し入国者の受け入れ地域であるパイロットエリアの「Blue」に指定され、チョンブリ県は「Red」から「Orange」に緩和されました。

これにより、チョンブリ県では今後、県知事の判断により規制緩和が可能となります。

また、隔離無し入国者の受け入れ地域である「Blue」に指定された7都県は、バンコク都、Krabi県、 Kanchanaburi県、Nonthaburi県、Pathum Thani県、Phang Nga県、Phuket県です。

また、ナイトスポットの再開許可が多く要請されていることも受けて検討されましたが、タイ政府CCSA側は、引き続き年末年始にナイトスポットでのクラスター感染が起きる懸念があることから、もともと予定されていた来年の2022年1月16日以降に許可する方針のままとし、年内の再開許可はされませんでした。

ただし、タイ政府CCSAはまもなく再開する方針を説明しており、今後迅速に再開できるようにライセンスの確認、許可されている営業場所であることの確認など、再開の準備を行うことを求めています。また、今後の検討状況によっては、再開時期が早められる可能性を示唆しました。

飲食店での酒類の販売、提供については、外国人受け入れ地域では夜9時まで許可されることが可能です。チョンブリ県は、県としては「Orange」に12月1日からなりますが、県内のパタヤなど一部地域は入国者の隔離無し受け入れ地域に指定されているため、飲食店での酒類の販売、提供は、今後チョンブリ県知事が許可した場合には、許可されることが可能です。

ただし、この許可は現時点まで出されていませんので、この許可が出ることを待ってから、再開が可能となります。現時点ではチョンブリ県内はパタヤ、シラチャなども含めて、飲食店での酒類の販売、提供は違法ですので、ご注意ください。

飲食店での違法な酒類の販売、提供を行う店が摘発された場合は、店舗側だけでなく、利用客も摘発されることがありますので、在タイ邦人も注意が必要です。

シラチャ)居酒屋が違法に酒類を店内提供！警察が摘発、利用者多数も逮捕　(2021年4月26日)
https://pattayaja.com/2021/04/26/20289/

(2021年4月24日夜9時過ぎ頃
シラチャ「しおり」の摘発
写真:The Pattaya News報道)

注意:パタヤ)警察が飲食店を検査、「あの」飲食店では利用客が大脱走！　(2021年11月5日)
https://pattayaja.com/2021/11/05/25564/

(2021年11月11日夜
摘発された「Sky Moutain」
写真:ThePattayaNews)

Tastyパタヤ店で北海道産リブアイステーキ特価！すき焼肉も　(PR)
https://pattayaja.com/2021/08/04/23250/

動画:AMS
全画面表示は以下から
https://youtu.be/ivMj-b3Pyz8

動画:AMS
全画面表示は以下から
https://youtu.be/h1gD9eSx4OI

(写真:宗谷岬牧場
https://soyamisaki-farm.co.jp/　)

パタヤ)JPグループ不動産事業部のUnixxでのマンスリー賃貸
JPグループのカウンターでのサービス、ミニマート＆カフェも付帯して便利で快適です。

※画面フルサイズ表示は、以下のYouTubeから
https://www.youtube.com/watch?v=S0oFjJ2bCDs

(JP’s Unixx Residence Club
客室例<17階パタヤ湾ビュー>)

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)