ウボンラット王女、タイ首相候補取りやめ
タイの総選挙関連の続報です。
タクシン派の政党の一つであるタイラクサチャート党からタイ首相候補とされていたタイのウボンラット王女ですが、同党が本日声明を出し、王女の候補擁立を取りやめることを発表しました。
タイの大手現地英字メディアのNationが本日先ほど伝えています。
Nation)Thai Raksa Chart Party ‘accepts King’s command with full loyalty’ (2019年2月9日)
Nation)タイラクサチャート党「忠誠を込めて、国王陛下の御命令に従う」
http://www.nationmultimedia.com/detail/breakingnews/30363830
報道によると、タクシン派政党の一つであるタイラクサチャート党は本日(2019年2月9日)声明を出し、忠誠を込めて国王陛下の御命令に従いますと発表し、ウボンラット王女を首相候補に擁立することを取りやめる事を発表しました。
同声明で「タイラクサチャート党は、君主制に敬意を表して、選挙管理委員会、選挙法および憲法の規定に従ってその義務を遂行します。」と語っています。
ウボンラット王女は、タイ国民への感謝を述べています。
Nation)Princess Ubolratana thanks Thais for support (2019年2月9日)
Nation)ウボンラット王女、タイ国民からの支援に感謝
http://www.nationmultimedia.com/detail/breakingnews/30363816
報道によると、ウボンラット王女はインスタグラムに以下の感謝の言葉を掲載されました。
「私はタイがさらに発展し、国際社会から称賛されて受け入れられるようになった姿を見たいと思います。
私は全てのタイ国民が権利と機会を享受し、そして国中が活発で幸福にあふれている姿を見たいと思います。
そして、私の愛と誠意をもって、皆様に感謝いたします。皆様に幸運と幸せがあらんことを。#ILoveYou」
大きなニュースとなった、ウボンラット王女の首相候補擁立は取りやめとなりました。この後はどのように選挙戦が推移するのでしょうか?
引き続きPJA NEWSでは選挙関連ニュースの続報をお伝えしていきます。
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