PJA NEWS2018年11月15日

北パタヤのコンド”ノースショア”でノルウェー人の衝撃自殺事件&日本の”タイ文化フェークニュース”騒動

パタヤ在住の方だと、目撃された方も多いニュースです。特に北パタヤでは阿鼻叫喚の朝となりました。

昨日(2018年11月14日)の朝、パタヤのSoi5にある高級コンドミニアム”ノースショア”(開発:レイモンランド社)で、その屋上からノルウェー人が自殺し吊り下がっているのが発見されました。

高層コンドミニアムの屋上から吊り下がっての死亡であったため、パタヤの広い範囲から見える事件となり、昨日はパタヤは絶叫、悲鳴が多く聞こえる朝となってしまいました。

その折の写真なども大量に現地では出回っており、食欲がなくなったという声なども多く聞かれました。

タイの現地メディアも昨日朝の大惨事を一斉に報道、タイニュースのBangkok Postも以下に報じています。

(以下は、モザイク処理はされていますが、写真も付いていますので、見られる場合はご留意ください。)
Bangkok Post)Dead Norwegian found hanging from pattaya rooftop (2018年11月14日)
バンコクポスト)パタヤで、屋上からノルウェー人が吊るされ亡くなっているのが発見される
https://www.bangkokpost.com/news/general/1575694/dead-norwegian-found-hanging-from-pattaya-rooftop

報道によると、以下のような概要です。

この事件の通報が警察にあったのは昨日(11月14日)の朝10時頃でした。

事件の現場はパタヤのソイ5にあるコンドミニアム”ノースショア”、31階建ての高層コンドミニアムです。

(屋上から吊り下がって死亡していた事の詳細は、本記事では既述のため割愛します)

亡くなったのはノースショアの23階に賃貸で借りていた69歳のノルウェー人で、警察は、その部屋からノルウェー語の手紙を発見しました。

警察は自殺の可能性もあるとみて、捜査を続けています

というのが報道の概要です。

パタヤでは大変な騒ぎとなっており、おそらくパタヤ在住の人ならほとんど皆が知っているニュースになったと思われる悲惨な事件です。

ノースショアはパタヤでは少し古い高級コンドミニアムですが、今後は人気が落ちるかもしれませんね。

11月15日追記)パタヤ警察署はアピチャイ署長が本日、本件は自殺と判断した事を発表しました。
発表によると、ノルウェー人の男性はガンで治療中にあり、遺言を残して亡くなったということです。
以下に現地報道を記載します。

Bangkok Post)Pattaya Police hanged norwegians death was suicide (2018年11月15日)
バンコクポスト)パタヤ警察署、ノルウェー人の件は自殺と判断
https://www.bangkokpost.com/news/crime/1576354/pattaya-police-hanged-norwegians-death-was-suicide

 

”日本のサイバー担当大臣はパソコンを使った事がない”というニュースが、タイのバンコクポストでも紹介される。

また、今日のバンコク・ポストは日本のニュースとして、以下のニュースを伝えています。

日本のサイバーセキュリティの担当大臣は、パソコンを使ったことがないというニュースです。

Bangkok Post)Japan Cybersecurity Minister Admits Never Used Computer (2018年11月15日)
バンコクポスト)日本のサイバーセキュリティ担当大臣は、コンピューターを使った事が無い事を認めた。
https://www.bangkokpost.com/tech/world-updates/1576246/japan-cybersecurity-minister-admits-never-used-computer

記事内容は、日本で報じられている以下のサイバーセキュリティ担当大臣の桜田大臣が、自分でPCを打ったことがない、さらにはUSBの意味もよくわかっていない事を、驚きとともに伝えています。

FNN PRIME)桜田大臣「自分でPC打たない」サイバー担当なのに・・・
https://www.fnn.jp/posts/00405508CX

バンコクポストの記事では日本のネット上の反響なども伝えられており、例えば”桜田大臣のパソコンをハッカーが狙っても、(パソコンは使ってもいないから)何の情報もえられようがない!これはある意味最強のセキュリティーかも!”といったコメントなどが紹介されています。

日本は民主主義国家であり選挙もありますが、それで選挙で選ばれた議員から、さらに選ばれた大臣の人選は、ここまで適材適所とは思えない状況になるのが興味深いようですね。

日本人としては、ちょっと恥ずかしいニュースです。

 

日テレ”イッテQ”がタイの祭りをねつ造!日本でも大変な反響に

本日の11月15日に週刊文春の新刊が発売され、日本テレビの”イッテQ”がタイで”カリフラワー祭り”という祭りをねつ造した疑惑の詳細が報じられました。

文春オンライン:「イッテQ!」タイ・カリフラワー祭りにもデッチ上げ証言 日テレが謝罪
http://bunshun.jp/articles/-/9660

記事内容は、本日発売の週刊文春にて6ページにわたり詳報されています。

上記からオンラインでも購入してみる事が出来ますので、是非ご覧になってください。

どのような経緯でねつ造がされたのか、それがどのような意味を持つと識者は見ているのか、タイ政府が撮影許可内容と異なる内容を撮影、放送していた事実を問題視している理由など、詳細が報じられています。

日本テレビは、コーディネート会社等が番組が祭りを企画し、費用を支払っていた事があったことなどを認めて謝罪をしました。

報道は既に昨日の予告編から大きな反響となっており、大手新聞社も全て昨夜のうちに速報を流しています。

 

文春の記事の詳細は、文春にてご覧いただくとして、問題点の根本として参考になったデーブスペクターさんのコメントを文春より以下に抜粋し引用します。

”「イッテQ!」は、子供からお年寄りまで感動して見ており、ふざけた深夜番組とは重みが違う。「所詮、バラエティ」「ヤラセではない演出だ」という声もありますが、「イッテQ!」は視聴者に直接、祭りの存在を事実として伝えており、そんな言い訳は通用しない」” (週刊文春2018年11月15日発売号より引用)

デーブ氏はテレビで見たイメージから、お笑い芸人のように思っている日本人は多いと思いますが、実際にはメディア論などにおいても精通した日本通の識者というべき外国人の方です。

そのデーブ氏のコメントを聞いた時に思うのは、このようなねつ造を行う事の責任の重さを、日本のメディアの一部に理解していない人間がおり、その数が意外と多いということです。

日本テレビも、これまでは”番組側から提案した事実はない、セットも組んでいない、予算も渡したことはない”として全面的に否定していたわけですから、大手メディアがこんな事で信頼されるのか?疑問となる問題と感じます。

当然ながら日本テレビとしては、当初からしっかりと調べて、信頼を失わないように対応をするべきでした。

さらに文春の記事によると、この「カリフラワー祭り」のタイの当局に提出した撮影許可の申請は、「祭り」ではなく「イベント」として届け出がされており、その申請書には「子供の日に野菜の収穫競争をします」という記載となっていたということです。

これを受けてタイの当局は問題視しており、今後は職員たちが入念なチェックをすることになるだろうこと、申請内容と異なる場合は、コーディネート会社(バンコクのM社)に対して登録抹消の処分が下る可能性がある事を語ったという事が報じられています。

つまり本件は、そもそも外国の文化のねつ造やフェークニュース騒動というだけではなく、タイでの違法行為の可能性がある内容となっているのです。

海外でもフェークニュース問題がクローズアップされている現在、日本の大手テレビ局から発したタイ文化のフェークニュース騒動。

現在は海外メディアも注目する中で、今後は日本の大手報道が、信用を失う事態となりかねません。

今後の推移が注目されます。

 

イッテQで、「カリフラワー祭り」が撮影されたタイのペッチャブーン県のサイヨン村の入り口。
同村では、今月後半も、日本のテレビ局の依頼で、今度は”玉ねぎの祭り”のイベントが予定されるという話も出ていた。
写真:PJA NEWS

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