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続報:パタヤ市が新しい出入り制限案を策定中!制限は来週火曜再開





2020年4月11日 PJA NEWS)

続報:パタヤ市が新しい出入り制限案を策定中!制限は来週火曜再開

以下の速報に、続報です。

速報!パタヤ市が出入り制限を一時解除、再開は来週火曜予定
https://pattayaja.com/2020/04/10/10099/

タイのパタヤ市では武漢ウイルスの感染の拡大を防ぐため、外国人の特に旅行者などがパタヤを訪れるのを防止するために、昨日の2020年4月9日の午後2時からパタヤ市への出入り制限を実施しました。しかし道路渋滞が凄まじく苦情が殺到した事から、昨日の2020年4月10日から一時解除され、現在は制限は解除され自由にパタヤ市内に出入りが許されています。

パタヤ市では現在、道路渋滞を改善した新たなパタヤ市への出入り制限計画を策定しています。

パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。

(2020年4月10日午後
現場を調査するパタヤ市職員など
写真:The Pattaya News)

パタヤ市が調査したところ、パタヤ市内には現在、約2800名の外国人やタイ人の”旅行者”が滞在しており、タイ政府が移動せず自宅待機を要請している中にあっても、近隣からパタヤ市に訪問している旅行者もいます。

パタヤ市を含むバンラムン区では過去記事の通り、武漢ウイルスの感染者で確認された人間のうち、多数が外国人の旅行者です。

以下は少し古く、2020年3月30日朝9時の時点でのパタヤ市内の感染者の集計結果ですが、当時は12人だった感染者のうちの9人が外国人でした。うち一人は日本人です。

(バンラムン区、パタヤ市の感染者の国籍別集計
2020年3月30日朝9時時点で集計
パタヤ市発表、ThePattayaNews報道)

この後の報告でもPJA NEWSで連日お伝えしている通り、パタヤ市内での感染者は大多数が外国人などの旅行者、およびその親近者です。

パタヤ市では武漢ウイルスの感染を抑えるために、非居住者の出入りを禁止し、検問を設定して出入り制限を実施しています。

(2020年4月10日午後
現場を調査するソンタヤーパタヤ市長など
写真:The Pattaya News)

この出入り制限と合わせてパタヤ市では以下記事の通り、感染の可能性が高いハイリスクグループを対象に、ホテルに来てもらい一日で終わるコロナ検査を無料で実施しています。

パタヤ)ハイリスク対象に一日200人に感染検査!検査中はホテルで隔離

この検査は昨日の2020年4月10日の朝から開始し、一日に200人、10日で2000人の規模で実施されています。

パタヤ市は登録されている居住者は2007年の調査では10万4318人しかいない市ですから(*)、その2%以上のハイリスクグループに10日で一気に検査を、対象者には無料でホテル滞在まで付けて行い、感染者を洗い出して感染を止めようという計画で実施しています。

(*)筆者注:パタヤ市は観光都市のため、居住者として登録されている人口は2007年の調査でわずか10万人強でした。
ただし実態としては、旅行者や、居住登録はしていないけれども実質的にパタヤに住んでいる人がタイ人でも多数いることから、実態としては武漢ウイルスの問題が起きる直前で、おそらく30万人程度なのではないかといわれています。

(2020年4月10日朝
パタヤでの検査の様子
写真:The Pattaya News)

しかしながらパタヤ市への出入り制限と検問は、急な出入り制限の実施で道路渋滞が凄まじく、苦情が殺到した事から、現在は出入り制限を一時解除し、大動脈となる部分を妨げない新しい検問場所などを策定しています。

タイ)パタヤ市の出入り制限、検問ではバイクも百人以上の待ちに!
https://pattayaja.com/2020/04/09/10038/

(2020年4月9日午後6時頃
出入り制限の検問で
バイク、車とも長蛇の列
写真:The Pattaya News)

このためパタヤ市では今週末から来週月曜までは出入り制限が一時解除されており、来週火曜の2020年4月14日から、新検問場所で出入り制限が再開される予定です。

現在、新しい検問場所は以下のような場所でパタヤ市、パタヤ法執行機関などが共同で検討しています。

(検討中の新検問場所予定地
検討中の為、変更となる可能性があります。

写真:The Pattaya News)

現在の出入り禁止制限の検討案では、以下の8箇所で新たに検問を実施の予定です。

ただしこれは検討中の案のため、変更される可能性があります。検問の再開は来週の2020年4月14日からの予定です。

8箇所の検問予定場所(検討中案、2020年4月14日から実施予定)

  1. Mareewit学校前
  2. Mueang Jamlong近く
  3. 北パタヤ交差点
  4. パタヤ中央交差点
  5. 南パタヤ交差点
  6. テパシット通り交差点
  7. Boon Kanjanaram寺近くの交差点
  8. I-yakan交差点

新しい出入り制限の詳細については続報の予定です。

PJAでも、PJA会員の方からの個別相談は出来るだけ受け付けて対応していますので、会員の方はPJA事務局に御連絡下さい。

外国人への嫌悪感の高まりの可能性に懸念

パタヤでも、一部外国人が感染を広げているという認識が広がっていることから、日本人を含む外国人全般への印象が悪化しており、それによる問題なども既に相当数が把握されています。

参考記事)
タイ)日本人は出ていけ、刺身には菌!理解を求め梨田大使が手紙
https://pattayaja.com/2020/03/20/9347/

これは出入り制限まで実施されているパタヤを含めて、タイ全土で同様の状況となっています。

日本社会においては、以下記事の通りバンコクなどで、一部の”日本メディア”がタイ人女性を誹謗中傷する記事を出し、日本人が読んでいるという問題もタイで広まっており、日本人への感情が悪化しています。

<PJA NEWS日本語版>
タイ)ワイズの対応に批判殺到「タイの方々は日本人を楽しませる”物”ではない」

https://pattayaja.com/2019/10/02/6770/

<PJA NEWS タイ語版> (タイ語版は、こちらを御紹介しています。)
(สำนักข่าวไทย) นิตยสาร WiSE รับมือกับคำวิจารณ์มากมายเรื่อง “คนไทยไม่ใช่ของเล่นของคนญี่ปุ่น”
https://pattayaja.com/2019/10/09/6939/

タイ)女性中傷のワイズ、タブロに回答せずツイート対応で報じられる
https://pattayaja.com/2019/10/18/7099/

(「週刊ワイズ」
(発行社:ライディーン社 代表:西岡良樹)
公式ツイッターのツイート
画像はタブロ報道より引用)

日本人としては、誤解を招かないようにするためにも、より一層の良識ある行動が求められています。

(PJA<パタヤ日本人会>より)

武漢ウイルスはPJAの事務局があるパタヤを含むチョンブリ県でも、感染が拡大しています。皆様くれぐれもご注意下さい。

PJAでは現在、会員の方で子供さんがおられる家庭向けに、日本メーカー製のN95マスクのプレゼントをしています。

PJA会員で対象の方は、PJAの事務局へ連絡し御予約の上で、お受け取りをお願いします。

またPJAでは、PJA会員の方で帰国やビザなどでご要望があられる場合は、PJA事務局で御相談をお伺いして、個別に情報提供等を含めた御支援をしています。PJA会員の方でご要望の方は、事務局に連絡し御予約の上で、御相談下さい。

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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