2020年4月18日 PJA NEWS)
パタヤ)ジョムティエンのロンポー市場で、皆に200バーツを寄付(動画付き)
以下記事に続報です。
パタヤ)ホームレスの数さらに増加!市に救助を求める声が溢れる(動画付き)
https://pattayaja.com/2020/04/18/10457/
現在、タイは中国の武漢から広がった「武漢ウイルス」により多くの業種で閉鎖命令が出されており、収入を失ってしまった現地の人は膨大な数に上ります。
このため、パタヤではホームレスとなってしまった人の増加などが大きな社会問題にまでなっています。
そのパタヤで、パタヤ南部のジョムティエンにあるロンポー市場を運営するタイ人のSomsak Srikramさんとその家族は、人々を助けようと私財50万バーツを予算として、困っている人に200バーツの現金と食事と飲み物を無償で配るチャリティー活動を行っています。
これは、以下記事の冒頭で御紹介したタイ社会においての徳を積む「タンブン」と呼ばれる行為の一つです。
パタヤ)米軍独自取材!児童保護施設での米軍の慈善活動に反響
https://pattayaja.com/2020/04/18/10446/
この模様を、パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。
ロンポー市場で現金と食事を配る様子
写真:The Pattaya News)
本日の2020年4月18日の朝、パタヤ南部のジョムティエンにあるロンポー市場を運営するタイ人のSomsak Srikramさんとその家族は、人々を助けようと私財50万バーツを予算として、困っている人に200バーツの現金と食事と飲み物を無償で配るチャリティー活動を行いました。
Somsakさんは、武漢ウイルスにより膨大な数の人が職を失い困窮してしまっている中で、自分にできる事をしたいとして、家族やボランティアと共に、このチャリティー活動をパタヤ南部のジョムティエンのロンポー市場で、実施しました。
これを聞いて、現地では1000人を超える人が集まって並んでいました。
ロンポー市場に集まった人々
写真:The Pattaya News)
集まった人々には、ボランティアのスタッフなどが武漢ウイルスの感染防止のため、2mの社会的距離を確保する事を促しました。また、消毒液の使用、マスクの着用が徹底され、並んだ人々はきちんと社会的距離を確保し、整然と行列を作りました。
ロンポー市場で社会的距離を確保する人々
写真:The Pattaya News)
このチャリティー活動は数日前からSNSなどで広まっており、多くの人が集まり、助けられました。
パタヤは観光都市であり、現地で働く人の平均80%の収入は観光客に関連した収入だと言われています。これを突然に失った事で大勢の人が困窮しており、これを救うための個人的なボランティアが行われています。
以下は、この模様を伝えるThePattayaNewsの動画ニュースです。
(PJA<パタヤ日本人会>より)
武漢ウイルスはPJAの事務局があるパタヤを含むチョンブリ県でも、感染が拡大しています。皆様くれぐれもご注意下さい。
PJAでは現在、会員の方で子供さんがおられる家庭向けに、日本メーカー製のN95マスクのプレゼントをしています。
PJA会員で対象の方は、PJAの事務局へ連絡し御予約の上で、お受け取りをお願いします。
またPJAでは、PJA会員の方で帰国やビザなどでご要望があられる場合は、PJA事務局で御相談をお伺いして、個別に情報提供等を含めた御支援をしています。PJA会員の方でご要望の方は、事務局に連絡し御予約の上で、御相談下さい。
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。
The Pattaya News(英語版)
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