2020年4月28日 PJA NEWS)

タイ)武漢ウイルスに有効か、日本の”アビガン”をタイも生産へ

武漢ウイルスの治療に有効とわかってきた、日本が開発した抗インフルエンザウイルス薬の「アビガン」を、タイ政府のGPO(The Government Pharmaceutical Organisation)がタイで生産する事を発表しました。

タイの大手英字メディアのBangkok Postが本日の2020年4月28日の朝に伝えています。

Bangkok Post)GPO gearing up to produce Favipiravir (2020年4月28日)
Bangkok Post)タイのGPOがアビガンを生産へ
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/1908875/gpo-gearing-up-to-produce-favipiravir

アビガンは日本で抗インフルエンザウイルス薬として開発され、備蓄されていましたが、以下記事の通り武漢ウイルスに有効だという事がわかってきており、世界的に大きな注目を集めています。

中国、日本のインフル薬「アビガン」の有効性を新型に確認 (2020年3月18日)
https://pattayaja.com/2020/03/18/9301/

タイでは今年1月から、主に日本からアビガンを輸入しています。

現在、タイの公衆衛生省には約20万錠のアビガンが備蓄されており、武漢ウイルスへの治療に使われていますが、タイ政府はこの備蓄量を100万錠とする目標をかかげており、目標量には全く届きません。

一方でアビガンの日本の特許は現在は既に切れており、現在は中国はじめ各国でも生産が進んでいます。

そこでタイGPOのSophon Mekthon理事長は、武漢ウイルスへの対応として、このアビガンをタイで独自に生産することを決定しました。

報道されている概要は上記の通りです。

日本が開発した抗インフルエンザウイルス薬のアビガン、現在の武漢ウイルスの治療に、タイも含めて世界中で広く活躍しています。

(病院イメージ
写真:The Pattaya News)

(PJA<パタヤ日本人会>より)

武漢ウイルスはPJAの事務局があるパタヤを含むチョンブリ県でも、感染が拡大しています。皆様くれぐれもご注意下さい。

PJAでは現在、会員の方で子供さんがおられる家庭向けに、日本メーカー製のN95マスクのプレゼントをしています。

PJA会員で対象の方は、PJAの事務局へ連絡し御予約の上で、お受け取りをお願いします。

またPJAでは、PJA会員の方で帰国やビザなどでご要望があられる場合は、PJA事務局で御相談をお伺いして、個別に情報提供等を含めた御支援をしています。PJA会員の方でご要望の方は、事務局に連絡し御予約の上で、御相談下さい。

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)

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