タイ)CCSAよりSamut Sakhon県の規制緩和、タイ入国時の隔離期間短縮など発表

2021年3月19日　PJA NEWS)

タイ)CCSAよりSamut Sakhon県の規制緩和、タイ入国時の隔離期間短縮など発表

(写真:TPN National News報道)

タイ政府のCCSA(コロナ対策担当:Center for Covid-19 Situation Administration)は本日の2021年3月19日の朝より、タイのプラユット首相も出席しての会合を行い、感染防止策などを含めた重要な政策について協議して、先ほど発表しました。

タイの全国ニュースを伝えるTPN National Newsが伝えています。

発表内容は重要なものが多くありますので、一つずつ以下に概要をお伝えします。

まず第一に、来月の2021年4月のソンクラーン(水かけ祭り)への規制についてです。

タイ政府CCSAは、これまでタイ文化相などが説明していた通り、伝統的な水かけ祭りのみを感染防止対策を行った上で実施する事を許可し、膨大な数の人が密集して水をかけあうような水かけ祭りは、感染防止対策として禁止する事を決定し発表しました。

続報:タイ)来月の水かけ祭り、文化省は伝統的な祭りのみ許可　パタヤのWan Laiは？
https://pattayaja.com/2021/03/18/19390/

これについては上記の過去記事の通り、文化相などが禁止する考えを伝えており、この通りにCCSAも決定を行ったものです。

これにより、以下のようなタイの「伝統的な」スタイルでの水かけ祭りは、人が密集しすぎないようにしての実施は可能となりました。

(写真:The Pattaya News報道)

しかしながら、パタヤ市が来月の2021年4月19日に予定しているような、外国人観光客なども多数参加しての大イベント「Wan Lai」などは、実施が禁止される事となりました。

(過去のパタヤのWan Laiの様子
写真：The Pattaya News)

これにより、パタヤ市の観光客数が来月にWan Laiにより大きく回復するという見込みはなくなったと考えられています。

第二に、タイ政府により出されている非常事態宣言については、来月の2021年4月1日から5月末日まで延長される事が決定されました。

第三に、タイ国内の感染防止策を決定するCCSAの4区分について、一部変更が決定されました。

このCCSAの4区分については、2020年12月24日のタイ政府の発表によると、各区分の定義は以下の通りです。

Red(赤)
定義:陽性者が大量発生しており、かつ発生場所が複数箇所に上るエリア

Orange(オレンジ)
定義:陽性者が10人以上確認されており、感染者数の増加が懸念されるエリア

Yellow(黄)
定義:陽性者の確認数は10人未満で、感染防止が可能となっているエリア

Green(緑)
定義:陽性者がほぼ確認されていないエリア

各分類のエリアにおいての規制の内容については、以下の過去記事をご覧下さい。

速報:タイ)CCSAが規制緩和！チョンブリはナイトスポット等も再開、2月1日から見込み(2021年1月29日)
https://pattayaja.com/2021/01/29/18321/

本日変更が決定されたCCSAの4区分について、タイの各都県の指定は以下の通りです。

(資料:タイ政府CCSA
TPN National News報道)

Samut Sakhon県については、「Red」から「Orange」に区分が変更され、規制が緩和されました。

尚、パタヤやシラチャのあるチョンブリ県はYellowのまま、バンコクについてもOrangeのままとされました。

第四に、タイ国内でのワクチン接種について決定がされました。

これについては大枠としては変更はなく、中国のシノバックのワクチンと、英アストラゼネカのワクチンが、優先順位で分類されて3ステップに分けて配布、接種が行われていく予定です。

(資料:タイ政府CCSA
TPN National News報道)

最後の第五に、タイ入国時の隔離期間を現状の14日間から、一定の条件で10日間に短縮する案について基本合意がされました。

これについては、武漢ウイルスの感染が収まっておりローリスクな国からの入国者に限り、かつ一定の条件を満たす場合に、隔離期間を14日から10日間に短縮し、PCR検査を2回とする予定です。

ただし、その他の国や条件を満たさない場合については隔離期間は14日間のまま、PCR検査を3回とする予定です。

これは来月の2021年4月から6月を最初のフェーズとしており、具体的な「感染が収まっている国」のリストなどは今後発表がされる見込みです。

本日のこれらCCSAの決定については、この後は来週早々にもタイの官報に掲載され、内閣の承認を得た上で有効となる見込みです。

Tasty全店、お買い物500バーツ毎に「飲み物クーポン」！ハーモニック店も好評(PR)
https://pattayaja.com/2021/03/18/19407/

(シラチャのTastyハーモニック店にて
飲み物無料クーポンの御案内
500バーツ毎、一度のお会計で4枚まで)

パタヤ)今日から規制緩和！UnixxのJPグループ月間賃貸半額を5月末まで延長！(PR)
https://pattayaja.com/2021/02/01/18377/

※画面フルサイズ表示は、以下のYouTubeから
https://www.youtube.com/watch?v=S0oFjJ2bCDs

(JP’s Unixx Residence Club
客室例<17階パタヤ湾ビュー>)

パタヤのTastyで、北海道ビーフやTastyビーフなど特売中！お店で食事も

パタヤの以下のTastyは、2階のGrill Bar & Cafeも本日の時点では、感染防止対策をしっかりとして営業中です。また1階のミニマートでは、自宅での食事ぐらいは楽しんでいただけるよう、北海道産のA5黒毛和牛のすき焼き肉や、Tastyビーフのステーキ肉などを販売しています。

動画のフルサイズ表示(You Tube版)はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=UMrWYXN2Q5A

(写真:Tasty提供
ThePattayaNews報道)

(動画はPJA会員のYouTube「KuLost FPV」さん撮影
動画のフルサイズ表示(You Tube版)はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=YI1xMMxtPTU　)

※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について

現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。

PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/

PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。

そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。

※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。

The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)