2021年3月19日 PJA NEWS)
パタヤ)モノレール計画、パタヤ市が在タイ日本国大使館と意見交換
資料:パタヤ市発表
報道:TPN National News)
タイの観光都市のパタヤでは現在、2024年の着工を目指すモノレール計画を計画しています。
このパタヤ市のモノレール計画は、タイ高速鉄道の「EEC路線」であるバンコクの2空港からシラチャ、パタヤを経由して、ラヨーンの空港までの3空港を結ぶ路線開発に連動して、その駅が計画されている現在のタイ国鉄のパタヤ駅から、パタヤ市内へのモノレールを開発する計画です。
現在のモノレール計画では、4つのメインとなるラインと、その他の22の支線となるラインを将来的に建設する計画が作られています。
ThePattayaNews報道)
パタヤ市では、これら複数のラインのうち、まず最も重要となる「グリーンライン」を、予算260億バーツで開発する計画がされており、2024年の着工を目指しています。
グリーンラインの路線図の計画は以下の通りで、パタヤ市の高速鉄道の駅が予定されているタイ国鉄のパタヤ駅から、セカンドロードを経由して、バリハイ埠頭までの約9.9㎞を結ぶ計画です。
ThePattayaNews報道)
また、上記地図の黄色の星印の場所、タップラヤ通りのソイ3の内側にターミナルを計画しています。
このモノレール計画を含む、パタヤ市の経済状況全般について、昨日の2021年3月18日、パタヤ市は在タイ日本国大使館で経済分析を担当する斎藤 達夫一等書記官、関澤貴史二等書記官などと、プロジェクトの検討状況等について意見交換を行いました。
パタヤ市において
モノレール計画等の意見交換会議
パタヤ市の市長、幹部と
在タイ日本国大使館担当官
写真:The Pattaya News報道)
この会議にあたり、パタヤ市のソンタヤー市長は日本大使館の担当官を歓迎し、観光都市のパタヤで大部分の観光需要が失われているが、将来の持続可能な観光産業、及びビジネス需要の成長に向けて、パタヤ市の交通インフラの整備は非常に重要であり、その重要な公共投資のために、必要な雇用をパタヤ市で生み出したいという思いと合わせて、モノレール計画について日本大使館への説明を行いました。
在タイ日本国大使館の担当官も、ソンタヤー市長からの説明を受けて、積極的に意見交換を実施しました。
パタヤ市において
モノレール計画等の意見交換会議
写真:The Pattaya News報道)
会議において、パタヤ市のモノレール計画については、特に環境面への影響や構造等の検討状況について話し合われました。
特に最初の2024年から着工を目指しているグリーンラインについて、実現性などの具体的な議論が行われました。
また、パタヤ市と日本大使館の間で記念品の贈呈や記念撮影が行われました。
パタヤ市にて
ソンタヤー市長、パタヤ市幹部と
在タイ日本国大使館の担当官)
会議を受けて、パタヤ市のソンタヤー市長はThe Pattaya Newsの取材に次の通りコメントしています。
「パタヤ市のモノレール計画については、調査と設計を進めており、これを在タイ日本国大使館とも議論しました。現在、パタヤ市のモノレール計画についてはEIA(環境省建築許可)についても検討を進めており、具体的な路線を検討しています。このような公共交通機関の開発においての日本の専門的な知見をいただきながら、開発を進めていければ幸いです。」
また、在タイ日本国大使館の斎藤 達夫一等書記官はPJA NEWSの取材に次の通りコメントしています。
「今回、ソンタヤー市長からコロナ禍におけるパタヤ市の経済状況やモノレール計画について、詳細を教えていただき大変参考となりました。パタヤ市における一大プロジェクトですので、今後も注視して参りたいと思います。」
このようにして、パタヤ市側と在タイ日本国大使館側とで意見交換が行われました。
パタヤ市内は現状は公共バスもなく、乗り合いのソンテウのみが公共交通機関となっています。
このことから、モノレールなどが将来的に実現し開発されれば、パタヤ市の交通事情は大きく改善し、パタヤ市は便利で安全な都市になる事が期待されています。
一方で、このモノレールとつなぐタイ高速鉄道の3空港を結ぶ、いわゆる「EEC路線」は、昨年の2020年8月29日にタイ国鉄(SRT)により、契約から5年以内に着工予定という計画について「遅延」が伝えられてあることから、これに関連したモノレール計画がどうなるか、実現可能性が高まるかどうか、今後の展開に注目が集まりそうです。
PJA NEWSでも、引き続き今後の動きをお伝えしていきます。
参考記事)
タイ)鉄道局、日本のJICAとバンコク都市鉄道計画について協議
https://pattayaja.com/2021/03/03/19103/
タイ)高速鉄道EEC路線が遅延!タイ国鉄(SRT)が認める
https://pattayaja.com/2020/08/31/13986/
Tasty全店、お買い物500バーツ毎に「飲み物クーポン」!ハーモニック店も好評(PR)
https://pattayaja.com/2021/03/18/19407/
(シラチャのTastyハーモニック店にて
飲み物無料クーポンの御案内
500バーツ毎、一度のお会計で4枚まで)パタヤ)今日から規制緩和!UnixxのJPグループ月間賃貸半額を5月末まで延長!(PR)
https://pattayaja.com/2021/02/01/18377/
※画面フルサイズ表示は、以下のYouTubeから
https://www.youtube.com/watch?v=S0oFjJ2bCDs
(JP’s Unixx Residence Club
客室例<17階パタヤ湾ビュー>)パタヤのTastyで、北海道ビーフやTastyビーフなど特売中!お店で食事も
パタヤの以下のTastyは、2階のGrill Bar & Cafeも本日の時点では、感染防止対策をしっかりとして営業中です。また1階のミニマートでは、自宅での食事ぐらいは楽しんでいただけるよう、北海道産のA5黒毛和牛のすき焼き肉や、Tastyビーフのステーキ肉などを販売しています。
動画のフルサイズ表示(You Tube版)はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=UMrWYXN2Q5A
(写真:Tasty提供
ThePattayaNews報道)
(動画はPJA会員のYouTube「KuLost FPV」さん撮影
動画のフルサイズ表示(You Tube版)はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=YI1xMMxtPTU )
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
The Pattaya News(英語版)
TPN National News(英語版)
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