2020年4月21日 PJA NEWS)
米大使がタイ外相と会談、米タイの医療面での協力も進む
以下のニュースに続報です。
タイ)米国大使がタイ首相と会談、米CDCは新型検査装置をタイに導入
https://pattayaja.com/2020/04/09/9994/
昨日の2020年4月20日、在タイ米国大使館のMichael George DeSombre大使は、バンコクでタイ政府のDon Pramudwinai外務大臣(ドン外相)と会談を実施しました。
在タイ米国大使館のMichael George DeSombre大使と
タイ政府のDon Pramudwinai外務大臣(ドン外相)
写真：在タイ米国大使館)
会談で、米国とタイの両国は、COVID-19(*)のパンデミックが広がり大きな問題となっている現在において、米国とタイの両国が、特に医療衛生面において長期的で親密な友好関係を維持している事の重要性は、さらに高まっている事を相互に確認しました。
(*)筆者注記：上記文章は、米国大使の説明において「COVID-19」と表現されていましたので、それに合わせた表記としています。
その上で、この騒動が終了した後は、米国とタイは、経済的にも民間を含めて、さらに協力関係を深め、貿易や投資を促進する事を約束しました。
在タイ米国大使館のMichael George DeSombre大使と
タイ政府のDon Pramudwinai外務大臣(ドン外相)
写真：在タイ米国大使館)
現在は武漢ウイルスの感染に苦しむタイにおいて、米国政府はもちろん、米国系企業もタイ社会のために多くの活動を実施しています。
医療従事者のための基金へ寄付
写真：在タイ米国大使館)
コカ・コーラのタイ法人(ThaiNamthip Ltd.,、Haad Thip Plc、Coca-Cola (Thailand) Ltd.,)は、タイでウイルスとの闘いに最前線で取り組む医療業務従事者のためのChaipattana基金に寄付を実施しました。
この基金は、タイの地方の医療業務従事者への支援も長期的に実施しています。
写真：在タイ米国大使館)
米国のワクチン開発の大手の製薬企業大手のMSDのタイ法人は、タイで最前線で取り組んでいる医療機関従事者の為に、1万枚のマスクをタイ赤十字に寄贈しました。このマスクは、医療関係者に無償で配布されます。
MSD(タイランド)はウイルスのワクチン開発の専門企業として、その知識や技術を活用し、タイの医療面において貢献をしています。
米CDC<>の知識共有のためのウェブ会議
明日の2020年4月22日午後2時30分から
在タイ米国大使館提供)
また米国CDC(米国疾病予防センター、U.S. Centers for Disease Control and Prevention)は、東南アジアのアセアン各国の医療従事者が、現在のパンデミックの中でどのように対応するべきかについて、疑問をぶつけたり知識を共有したりといった協議できるよう、ウェブ上での会議を実施しています。
次回は明日の2020年4月22日(午後2時30分)<バンコク時間：UTC+7)に実施されます。
このように、米国政府と米国企業ともに、タイでの医療面で感染を防止するための取り組みを行っています。
BCIUのウェブ会議に参加する様子
写真：在タイ米国大使館)
また経済面において、在タイ米国大使館のMichael George DeSombre大使は、米国の大手企業が多く参加する(*)BCIU(国際ビジネスのための相互理解促進会議)のウェブ会議に参加、タイと米国の貿易の再開のために共に取り組む事を約しました。
(*)BDIUウェブサイト
https://www.bciu.org/
BCIUウェブ会議での映像
写真：在タイ米国大使館)
このように、米国とタイの医療面での協力も進み、米政府だけでなく米国企業でも、武漢ウイルスの感染を止めるための取り組みが進んでいます。また、経済面では、人々の生活を守るためにも経済活動の再開を早くするために、取り組みが進んでいます。
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(PJA<パタヤ日本人会>より)
武漢ウイルスはPJAの事務局があるパタヤでも感染が拡大しています。皆様くれぐれもご注意下さい。
PJAでは現在、会員の方で子供さんがおられる家庭向けに、日本メーカー製のN95マスクのプレゼントをしています。
PJA会員で対象の方は、PJAの事務局へ連絡し御予約の上で、お受け取りをお願いします。
またPJAでは、PJA会員の方で帰国やビザなどでご要望があられる場合は、PJA事務局で御相談をお伺いして、個別に情報提供等を含めた御支援をしています。PJA会員の方でご要望の方は、事務局に連絡し御予約の上で、御相談下さい。
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か？米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
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