2020年4月30日 PJA NEWS)
特報!:パタヤ)5月4日で封鎖を終了!来週火曜から自由に
以下のニュースに続報です。
パタヤ)新規感染者0人が14日目、封鎖解除など規制緩和を検討
https://pattayaja.com/2020/04/29/10868/
中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」の感染防止のために行われているパタヤ市への出入り制限(封鎖)が、ついに来週月曜の5月4日をもって終了する予定となりました。
パタヤ現地メディアのThe Pattaya Newsが伝えています。
(2020年4月30日午後
メディアの取材に答えるパタヤのソンタヤー市長
写真:ThePattayaNews)
本日の2020年4月30日の午後、パタヤのソンタヤー市長はThePattayaNewsなどの各メディアの取材に応じ、パタヤ市に現在行われている出入り制限を、2020年5月4日をもって終了する予定を語りました。
パタヤ市のあるチョンブリ県は本日の4月30日の朝の時点で、6日連続での新規感染確認者0人となっています。またパタヤ市は本日の時点で、市内での新規感染確認者は15日目の0人となっています。
これについては、4月19日にはパタヤのあるバンラムン区で2人の新規感染者が確認されましたが、これはパタヤ市外のバンラムン区での確認であり、いずれもこれまでの感染者の親近者でした。
これを受けて2020年4月28日、パタヤ市のソンタヤー市長はThePattayaNewsに、パタヤ市の規制緩和に向けて検討を進めており、この後の数日でチョンブリ県の感染対策チーム全体やチョンブリ県知事と、パタヤ市の封鎖解除を含む現在の規制の緩和に向けて協議を行う予定を語っていました。
(現場視察をするパタヤのソンタヤー市長
写真:ThePattayaNews)
パタヤ市はタイ全体においても特に外国人の出入りが多い観光地で、今月の4月当初はタイの国レベルでもプーケット県などと並んで武漢ウイルス感染の危険地域と考えられていました。
そこでパタヤ市は多くのビジネスの閉鎖に加えて、パタヤ市への出入りも制限し新たな感染を防ぎ、パタヤ市内のGrand Bellaホテルに臨時の検疫・隔離施設を用意して、4月10日の朝からは無料で受けられる検査を連日、ハイリスクグループを対象に1日200人規模で大量に実施、現在までの感染者の洗い出しと、感染者の治療を行ってきました。
パタヤ)ハイリスク対象に一日200人に感染検査!検査中はホテルで隔離
https://pattayaja.com/2020/04/10/10094/
(2020年4月10日朝
パタヤでの検査の様子
写真:The Pattaya News)
パタヤのソンタヤ―市長は、これらの武漢ウイルス感染防止策は予想以上の効果を発揮した事を語りました。
なお、このGrand Bellaホテルでの大量検査により陽性が確認されたのは4名にとどまり、この4名はいずれも、これまでの感染者の親近者でした。
(2020年4月10日
パタヤのGRAND BELLAホテル
写真:The Pattaya News)
一方で、パタヤ市では各ビジネスの閉鎖命令に加えて、パタヤ市の封鎖命令により、現地のタイ人の失業者が膨大な数となっており、ホームレスとなってしまった人も急増し、治安問題にもなってしまっています。
パタヤ)ホームレスの数さらに増加!市に救助を求める声が溢れる(動画付き)
https://pattayaja.com/2020/04/18/10457/
(パタヤのお寺にて
眠る親子らしきホームレス
写真:The Pattaya News)
この人々の当局による救済や、パタヤ市での経済活動の早い再開を求める声は、非常に強くなっています。
このような事情から、パタヤ市は感染の防止に成功している事を確認でき次第、封鎖の解除を急いでいました。
本日の2020年4月30日、タイ政府も国の指針として、5月3日から一部規制を緩和する事を認める指針を示した事を受けて、チョンブリ県とパタヤ市は、パタヤ市への出入り制限の解除を5月4日で終了し、5月5日からは元通り、自由にパタヤ市に出入りができるようにする予定となりました。
以下のようなパタヤ市に戻る時の検問も、5月4日までとなりますね。
(スクンビット通りにて
パタヤ市での検問の様子
写真:ThePattayaNewsの
Samart Thongsermカメラマン撮影
ThePattayaNews報道)
いよいよ、5月5日からは自由にパタヤ市に出入りできるように戻る見込みです、パタヤ市の人にとっては嬉しいニュースですね。
5月5日からは、パタヤのTastyに食事や神居牛を直接購入しにくる事も、いつも通り簡単にできるようになります。
パタヤ封鎖中としての神居牛のシラチャへの配達は、以下の5月3日午後が最終便となりそうです。ただシラチャへの配達自体は、ご要望も多くいただいているので、翌週以降も毎週日曜日の午後に実施の予定です。
<TastyよりPR>
パタヤのTastyでは、自宅待機の折にも、ご自宅で美味しいすき焼きを楽しんでもらえるよう、特上すき焼き肉をパタヤの店舗と、シラチャへの配達でセール販売しています!シラチャ)神居牛セール!毎週日曜シラチャ配達、次回は5月3日午後(PR)
https://pattayaja.com/2020/04/27/10788/(神居牛 すき焼き、しゃぶしゃぶ用肉
写真:福永産業)
外国人への嫌悪感の高まりの可能性に懸念
パタヤでも、一部外国人が感染を広げているという認識が広がっていることから、日本人を含む外国人全般への印象が悪化しており、それによる問題なども既に相当数が把握されています。
参考記事)
タイ)日本人は出ていけ、刺身には菌!理解を求め梨田大使が手紙
https://pattayaja.com/2020/03/20/9347/
これは出入り制限まで実施されているパタヤを含めて、タイ全土で同様の状況となっています。
日本社会においては、以下記事の通りバンコクなどで、一部の”日本メディア”がタイ人女性を誹謗中傷する記事を出し、日本人が読んでいるという問題もタイで広まっており、日本人への感情が悪化しています。
<PJA NEWS日本語版>
タイ)ワイズの対応に批判殺到「タイの方々は日本人を楽しませる”物”ではない」
https://pattayaja.com/2019/10/02/6770/
<PJA NEWS タイ語版> (タイ語版は、こちらを御紹介しています。)
(สำนักข่าวไทย) นิตยสาร WiSE รับมือกับคำวิจารณ์มากมายเรื่อง “คนไทยไม่ใช่ของเล่นของคนญี่ปุ่น”
https://pattayaja.com/2019/10/09/6939/
タイ)女性中傷のワイズ、タブロに回答せずツイート対応で報じられる
https://pattayaja.com/2019/10/18/7099/
(「週刊ワイズ」
(発行社:ライディーン社 代表:西岡良樹)
公式ツイッターのツイート
画像はタブロ報道より引用)
日本人としては、誤解を招かないようにするためにも、より一層の良識ある行動が求められています。
(PJA<パタヤ日本人会>より)
武漢ウイルスはPJAの事務局があるパタヤを含むチョンブリ県でも、感染が拡大しています。皆様くれぐれもご注意下さい。
PJAでは現在、会員の方で子供さんがおられる家庭向けに、日本メーカー製のN95マスクのプレゼントをしています。
PJA会員で対象の方は、PJAの事務局へ連絡し御予約の上で、お受け取りをお願いします。
またPJAでは、PJA会員の方で帰国やビザなどでご要望があられる場合は、PJA事務局で御相談をお伺いして、個別に情報提供等を含めた御支援をしています。PJA会員の方でご要望の方は、事務局に連絡し御予約の上で、御相談下さい。
※新型コロナの名称「武漢ウイルス」について
現在、新型コロナの一般的な名称について、米国側は「武漢ウイルス」、中国共産党政府は、影響力の大きいWHOが推奨する「COVID-19」を使っています。
PJA NEWS)新型名称は「武漢ウイルス」か「COVID-19」か?米中せめぎ合い
https://pattayaja.com/2020/03/16/9251/PJA NEWSでは現在、PJA NEWSが引用翻訳している部分を除く、PJA NEWS自身の執筆部分において、米国側の「武漢ウイルス」の表記を採用しています。
そのため引用している他紙報道や政府発表等が、米国側の表記を使っているわけではありません。
※PJAニュースは、パタヤの有力メディアであるThe Pattaya Newsの公式パートナーとして日本語版を配信しています。
本ニュースの元記事のタイ語版、英語版等は、以下でご覧下さい。
The Pattaya News(英語版)The Pattaya News(タイ語版)
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